「千秋太后」って?舞台となった高麗王朝とドラマの魅力

【舞台となった高麗王朝】
7世紀後半に半島を統一した新羅は、その支配力が弱まり、10世紀始めにはついには新羅・後百済・後高句麗の三国が勢力を競い合う後三国時代に突入した。

現在、韓国をKOREAと呼ぶのはこの高麗からきているとも言われている。
高麗国を舞台にしたドラマは、朝鮮王朝のドラマに比べ少なく、もちろん史実とは異なる部分もあるが、本作は、“高麗”という時代を知る貴重な一作となっている。高麗が舞台となったドラマは、韓ドラここが知りたい![歴史ドラマを楽しむ]にある[ドラマの年表 統一新羅~高麗時代]で、確認できる。また、半島の歴史については、[韓国歴史年表]でどうぞ。
【あらすじ】
918年に太祖王建(ワンゴン)が高句麗の国土を奪回すべく建国してから80年後、勢いづいている契丹が80万の兵を率いて高麗に攻め入り、領土の割譲を要求してきた。そんな契丹に対し、高麗国王

太祖王建の強い心を受け継いでいたのは、現国王の兄ではなく妹ファンボ・スだった。国王の意向に背き、太祖王建の理想を実現するために、また、愛する息子を守るために、血塗られた戦いの先頭に立つファンボ・ス。理想のためには愛を失っても、大帝国高麗という夢を手放すことが出来なかった。英雄として生きた千秋太后の波乱の生涯は、後のフランスの英雄ジャンヌ・ダルクのようだと称され、多くの女性からも大きな支持を得た。
【見どころ】
ドラマの見どころの第一番目は、主人公の英雄が見目麗しき女性であることだろう。ヒロインのファンボ・スは、これまで歴史上の記録では否定的な妖婦として紹介されたりもしたが、ドラマ「千秋太后」では、ヒロインを妖婦でもない、悪女でもない、高き理想を胸に我が高麗を守るため鎧を着たひとりの英雄として、壮大なスケールで描いている。

演じた女優チェ・シラは、これまでの時代劇にはあまりなかったヒロインのざん新な設定に惹かれ、女性による本格的なアクションを見てもらうため、”歳を取る前に一度は挑戦しなければ”と思って出演を決めたという。
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※ 「千秋太后」公式サイト
※ BS朝日「千秋太后」番組サイト(月~金 ひる12時~12時55分放送)
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(全8BOX)
発売元:コリア・エンターテインメント/デジコア
詳しくは、「千秋太后」DVD-BOXのコーナーで紹介。
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