「連続ドラマW 東京すみっこごはん」監督:三島有紀子コメント

すみっこ■スタッフ・キャスト
原作:成田名璃子(「東京すみっこごはん」光文社文庫刊
監督:三島有紀子(『しあわせのパン』『繕い裁つ人』『少女』)
脚本:羽原大介(連続テレビ小説「マッサン」「ダブルフェイス」)
プロデューサー:井上衛(WOWOW)、森井輝(ROBOT)
出演:黒島結菜ほか

「すみっこごはん」とは?
東京下町のとある商店街の路地裏に佇む古い木造一軒家。年齢も性別も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる“共同台所”。くじを引いて当番になった人が受け継がれてきたレシピ通りに料理を作り皆で食べる。「どんなにつらい時でも美味しいものを食べていればきっとなんとかなる」この場所の成り立ち、レシピにはある女性の願いと祈りが込められている。
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「東京すみっこごはん」ドラマ化について
すみっこごはんに集まる人々は、少々風変わりでオカシナ人たちですがその実、いろんなことに真摯に向き合いもがきながら生きています。
だからこそ、きちんと相手を尊重して関わる=尊厳を守る、そんな関係性をしっかりと描きたいと思いました。
主人公の楓は、そんな人たちが自分らしい生き方に向かっていく姿を見つめ、また、すみっこごはんにある風変わりなレシピを見ていく中で、大きく欠落していた部分が少しだけ埋まり、〝人生がちょっぴりおいしくなる秘訣〟を知っていく作品です。
このドラマを観終わった後、空を仰いで叫びたくなってもらいたい。
「いただきます!」
ごはんはもちろん、自然や人との出会い…、嬉しいことも悲しいことも、この世のすべて、あらゆることを〝味わう〟覚悟を決める、
もしかしたらたぶんそんなことが人生がおいしくなる秘訣、なのかもしれないなと思って作ります。

主人公の沢渡楓役を演じる、黒島結菜さんの印象について
黒島さん自身がよく写真を撮っていることを知っていて、その写真を見て、「ああ、こういうものにシャッターを切る人なんだなあ」ととても興味深く追いかけていました。
「感じる力、想像する力のとても豊かな人だろうな」と想像していたのですが、初めてお会いした時、思っていた通りの方で、尚且つとても落ち着いていました。
黒島さんとみんなで「楓」の人生のひとときの旅に出たいと思います。

“ごはん”にまつわる思い出について
母親がとてもお料理がうまかったので、カツオブシでしっかり出汁をとったお味噌汁が大好きでした。あったかいお味噌汁は心をホッとさせます。落ち込んだりいろんなことがあったりすると、それに気づいた母親が「とりあえず食べ」とごはんとお味噌汁を作って出してくれたのを思い出します。
神戸の震災の時、取材したおばあちゃんが「あったかいことがごちそうや」とあたためなおしたお味噌汁を出してくれ、その温かいお味噌汁が体に沁み渡り涙が溢れました。だから、最後の晩餐で何が食べたいか?ともし聞かれたら、迷わず「蕪とお揚げさんのお味噌汁!」と答えます。

■スタッフ・キャスト
原作:成田名璃子(「東京すみっこごはん」光文社文庫刊)
監督:三島有紀子(『しあわせのパン』『繕い裁つ人』『少?』)
脚本:羽原大介(連続テレビ小説「マッサン」「ダブルフェイス」)
プロデューサー:井上衛(WOWOW)、森井輝(ROBOT)
出演:黒島結菜ほか

土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 東京すみっこごはん」
WOWOWにて5月放送スタート 毎週土曜よる 10:00【第1話無料放送】

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