WOWOW「ドラマW 春が来た」ドラマ紹介と主演カイ(EXO)、 スタッフコメント

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原作は、日本最高峰の脚本家、向田邦子の傑作短編「春が来た」。本質的な人間の姿を描く向田作品は、ロングセラー作品として今も色あせることなく時代と海を越え、日本のみならずアジア諸国においても愛され続けている。

メガホンをとるのは河合勇人監督。2011 年連続ドラマ「鈴木先生」でギャラクシー賞優秀賞、日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門最優秀賞などを受賞後、2013年の映画『鈴木先生』も監督。近年では映画『俺物語!!』(15)を監督し、最新作に『チア☆ダン〜 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』の全国公開が控えている。

このドラマは、そんな向田の遺作ともいうべき短編で、“家族の再生”という普遍的なテーマを描いた「春が来た」を現代リメイクしたもの。連続ドラマとして、オリジナルストーリーを加筆、再構成し、大胆に現代のヒューマンドラマとしてよみがえらせる。
平凡ですさんだ生活を送る家族の前に現われるひとりの男。その男の存在により、少しずつ家族の中の秘密が明らかになっていく。切ない恋と、崩壊しかかった家族の再生を描く珠玉のヒューマンドラマが誕生する!

■あらすじ
デパートの下着売り場で働く岸川直子は地味で冴えない31歳の独身の販売員。ひょんなことから、ひとりの韓国人のカメラマン、イ・ジウォン(カイ(EXO))と出会う。その日をきっかけにジウォンの存在は直子の家族を少しずつ変えていき…。
原作:向田邦子「春が来た」(『隣りの女』所収)文春文庫刊
監督:河合勇人(「鈴木先生」『俺物語!!』『チア☆ダン』)
脚本:吉田弥生
出演:カイ(EXO) ほか

■カイ(EXO) コメント(イ・ジウォン役)
①日本のドラマに初めてご出演されるにあたり、意気込みをお聞かせください。
初めて日本でドラマの出演が決まった時は凄く嬉しかったですし、初めての日本のドラマ撮影を想像するだけでワクワクしています。不慣れな部分や撮影現場の環境の違いもあると思いますが、ファンの皆さんに良い作品をお届け出来るように頑張りたいと思います。そして日本の俳優さんや撮影スタッフの皆さんと新しい縁を沢山作れたらと思います。

② 日本での撮影ロケで楽しみにしていることを教えてください。
日本で初めての撮影ですが、韓国の撮影現場とは違う日本の撮影現場を楽しみにしています。日本に長く滞在するのが初めてなので、食べ物や日本の様々な文化を経験出来ることを凄く楽しみにしています。日本の皆さんと素敵な思い出を作りたいです。

③ 日本のファンの皆さまへメッセージをお願いします。
こんにちは。EXOのカイです。
日本には主にコンサートで皆さんにお会いしたと思いますが、今回このようにドラマで皆さんとお会い出来て、僕にとってとても意味のある特別なことだと思います。まだ色々足りないところがあると思いますが、皆さんに良い作品をお届け出来るように日本での撮影を楽しみながら頑張りたいと思います。皆さんも「春が来た」を楽しみにしてください。ありがとうございます。

■河合勇人監督 コメント
「連続ドラマW 春が来た」のドラマ化にあたって畏れ多くも向田邦子さんの原作を映像化することになりました。しかもEXOのカイさんを主役に迎えてです。光栄であると同時にプレッシャーに押し潰されそうですが、今までにない向田作品の映像化にしてみせるとワクワクもしています。
冬来りなば、春遠からじ。
ぼくの好きなことばです。くじけそうな時は、この言葉を思い出してありったけの力でぶつかって行くつもりです。

■松永綾 コメント(WOWOW プロデューサー)
主演・カイ(EXO)の起用理由
カイさんに演じていただく役は、春のように家族のもとにやってきて台風の目となり、周りを変えていく特別な役です。向田邦子さんの作品が、時代や国境を超えて人々の心を打つように、この役は言葉や文化の違いを超えて感動を与えることができる方にお願いしたいと考え、カイさんの豊かな感受性と真摯な姿勢、カリスマ性に、彼しかいないと思いオファーさせていただきました。アジアの才能が集まって作る作品「春が来た」をどうぞご期待ください。

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