『四月は君の嘘』4/12Blu-ray&DVD発売のためのビジュアルコメンタリーの一部

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本編が始まり、山﨑賢人が「泣いちゃうかもしれない」と漏らすと、広瀬すずも新城監督も大笑いし、緊張もほぐれ和やかにスタート。

山﨑賢人は本作ではじめてピアノに挑戦。撮影の半年程まえから練習を始めた山﨑は「ここまで練習しておけば大丈夫だろう、とおもって練習していた所を超えても監督が(撮影を)続けるので、ビクビクしていました」と振り返る。また同じくバイオリンに初挑戦した広瀬すずは、何が1番大変だったか聞かれ「とにかく覚えるのが大変だった。4本ある弦のどこ、とかもう少し上とか。あとは弓の動かし方。全然わからなかった」と言い、「右手と左手の動きが全く別だし、神経をどこに(集中)すればいいのかわからなかった」と苦労した様子。改めて自身の演奏シーンを観て「何回観ても“なんか違うんだよなー”って思っちゃう。」と言うと、新城監督とプロデューサーが「すずちゃんは完璧主義」と声を揃えた。共演の石井杏奈、中川大志とは同世代の俳優でありながら、中川大志以外はみんな初共演だったといい、「唯一、(中川)大志が他の3人と共演経験があって、自分がつなぎ役になると言っていたのに、全然話さなくて」(山﨑)、「結局自然に仲良くなった(笑)」(広瀬)と明かした。

今回公開された映像の他に、このビジュアルコメンタリーでは、広瀬がコンタクトレンズに人生初挑戦し「バイオリンと同じくらい練習した(笑)」と明かしたり、手術室のシーンでは急遽本当の手術が入り、撮影が中止になった、など撮影の裏話や、高校の時の思い出、好きなシーン、好きなセリフなども明かしたりしている。また、広瀬が山﨑の演技に対して、どうやって演じているのかと質問し、山﨑が照れながらも自分なりの方法を説明したり、Twitterで募集した質問に答えるコーナーなどもあり、“モチベーションを保つ秘訣を教えて”や、“今後演ってみたい役”などファンらしい質問に、ふたりとも真剣に答えている。

一つ一つのシーンで「2回目ってこんなに切ないの?ヤバかった」と何度も泣きそうになっていた山﨑は、撮影を振り返って「撮影している時もずっとキラキラしていた。平和で青春で温かい現場だった」といい、多くのシーンで「あーここ好き。」「このセリフ好き!」「ここのシーンいいよねぇ~。」と作品を楽しんでいた広瀬も「大変なこともあったけど、平和な現場だった。とても居心地が良くて、リラックスしながら、良い意味で力まずできた」と、バイオリン練習での苦労も含めてとても良い現場だったと振り返った。そんな現場をリードした新城監督も「今までで1番ストレスのない作品かもしれない。本(脚本)から撮影までイメージ通りに出来た。(広瀬、山﨑に向かって)ありがとう。」とビジュアルコメンタリーを締めくくった。

収録を終えて、感想を聞かれると広瀬は「久しぶりに観て、色々あったな‐とか楽しかったなーとか、改めて思った。それから繰り返し観ると“こんなに切ない映画だったんだ”と更に思った。」と言い、山﨑も「久々にこのメンバーで観られて、本当に良い作品に出演したんだと思って、幸せだなと思った。」と作品への思いを語った。新城監督も「(広瀬や山﨑と)こんなふうに一緒に観る機会はないから、ちょと緊張した」と言いつつ、「意外と素で見れて楽しかった」と話した。

最後に、Blu-ray、DVDで観るファンに向け広瀬は「何回も何回も観て、いろんな目線からみて欲しい。初めて観る時と違って、この表情にはこんな思いがあったのか、とかかをりの真っ直ぐに生きる強さ、公正の強い思いとか、少しでも感じてもらえたら嬉しい」と言うと、山﨑も「2回は絶対に観て欲しい。作品に出演して、(自分も)普段見ている景色がカラフルなんだ、とか、そういう目線になれた。辛い時でも、どんな時でもぽかーんと観て、心温まって欲しい。」とメッセージを送った。新城監督も、先に2人に伝えたいこと言われたと照れながらも「必ず良い気持ちに戻れる作品になっていると思う。元気な時に観たらより楽しめるし、気分が落ちているときでも元気が出る、そういう思い出つくった」と語った。

『四月は君の嘘』 4月12日(水) Blu-ray&DVD発売
Blu-ray 豪華版(3枚組) ¥6,700 +税
DVD 豪華版(3枚組) ¥5,800 +税
DVD 通常版 ¥3,800 +税
(C)2016フジテレビジョン 講談社 東宝 (C)新川直司/講談社    
発売元:フジテレビジョン  販売元:東宝
★4月5日(水)より 『四月は君の嘘』 Blu-ray&DVDレンタル開始

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