「Message! to Asia」公開収録篇レポート(Ⅲ)最大のサプライズはGACKTとヨン様?

2010年12月15日21時00分芸能
GACKT

午後6時から始まった番組収録も既に7時半、いよいよ後半戦に突入だ!「Message! to Asia」の公開収録レポート(Ⅱ)からの続き。前の記事はこちらからどうぞ。
後半のトップを飾るのは、われらがガックン!日本のスーパースターが、今回、思いっきりカッコいいことをやってのけた。

【GACKT】
今回の個々のミニライブは、歌、トーク、オークション出品作品の紹介、ほほえみの輪の地球儀にサインと、順番は違えど4つのコーナーを駆け足で披露してきた。ところが、GACKTは違った。歌は2曲披露したがスタイルはまったくフリーダム!1曲目が終わり客席がまだ興奮でざわめく中、いきなり「みんなー!聞いてくれー!」と始まった。「誰もかも夢を見る時間がある。夢を叶える可能性がある…」と彼が語りだすとそれまで興奮していた客席が鎮まりかえる。よく響く低音の声と鈴の音がなんだか超次元を作り出す。弁舌鮮やかに語りながらそのまま2曲目のイントロに入ったときはドームは完全に“ガクトの世界”。これこそプロのステージ!魅せられてしまった。客席には熱烈なファンと思しき女性が立ち上がり、応援団宜しく音楽にあわせてみんなの動きをリードする。ドームはいつの間にかアウトロまで引っ張られ、GACKTはそのままフェードアウト…。GACKTは、MCの中山秀征とも絡んでいないし、肝心なオークションに出す品の説明もない。

そのとき木佐アナから驚きの発表があった。GACKTはこれまでも積極的にチャリティー活動をしているが、今回のチャリティーにもとても積極的で、オークションになんと…「トランザム」を出品したのだ。赤色の2ドア、排気量5700ccの車だ!会場の驚きとどよめきをぜひともテレビでご覧いただきたい。「GACKTオリジナルカスタム ファイヤーバード トランザム 限定モデル MS6」の自家用車が彼の出展品。この愛車は、ソロ活動を始めた1999年からずっと彼を見守ってきた相棒で、恋人のような存在。これを恵まれないアジアの子供たちのために手放すというのか!
オークションは本日15日から22日の深夜11時28分まで開催される。ちなみに、15日午後2時37分の時点の入札価格は4百11万1千円ナリ!もちろん、こうした慈善オークションは金額が重要でないことは重々承知しているが、あまりの規模のデカさに一体いくらまで価格が上がるのかと、本筋とは別のところで興味がいってしまう。

【ジョセフ・チェン】
そういえば、今回は「イタズラなkiss」も台湾版、韓国版の主人公が揃った。日本のマンガの凄さをこんなところでも実感。そしてそのアニメ以上のカッコよさでジョセフが登場。黒のジャケットに輝く襟元。真っ赤なTシャツが端正な顔立ちを引き立てる。なんたってモデル出身、身長188cmだもんね。ジョセフもまたこれまでにチャリティ活動を積極的にやってきたが、それについて「私がこうしたことを始めたきっかけは、貧しい国の子供たちの現状を見て、今彼らが何を必要としているのかを全世界に伝えていくことが、公人のような我々の役割だと思ったからです」と明かした。こんなに真面目な彼だが、イタズラ精神も盛んで、4時から行われたフォトセッションではお茶目な一面を見せたり、ほほえみの輪の地球儀へのサインでも日本語で書き込んだりと見せ場を作ってくれる。2曲目のクリスマスソングを歌いながら花道へ消えていくカッコよさとのギャップがファンにはたまらないのだろう。(写真は、レポート(終)に掲載)

【SHU-I、大国男児そしてサプライズゲスト】
オープニングアクトでフレッシュな歌を聞かせてくれたSHU-Iと大国男児が登場し、オークション品の発表、サインと楽しませてくれた。そしてこの後またもやサプライズが…。今度はビッグな大人のゲストが登場。その人物はスポーツ選手で、現役引退後、様々な形で慈善活動をしてきた人物。現役時代はどちらかというと、とっつきにくい、一匹狼のイメージのあった彼が「こうしたチャリティーはひとりではできない」といった言葉が印象的だった。
その人物が誰なのかは放送を見てのお楽しみということにしておくが、どうしても気になる方はネット「Message! to Asia サプライゲスト」で検索すれば出てくるので探してみよう。

【ペ・ヨンジュン】
さあ、ついに最後のヨン様のステージだ。ステージの大スクリーンにはナビコンのニュースで紹介した“保育器寄贈”の映像が流れる。実はこのペ・ヨンジュンの行動こそが「ほほえみプロジェクト」の第一歩だったという。
ペ・ヨンジュン、中山秀征ペ・ヨンジュン、中山秀征映像が終わったあと、まるで地響きのような歓声が上がった。せり上がりステージからペ・ヨンジュンが現れたのだ。やはりこの人には独特のテンポ、間、空気、オーラがある。「久しぶりにご挨拶します」の後、前代未聞のトークコーナーが始まった。実は着席でのトークのはずが、座ってしまうと「ヨン様が見えない!」ということで、起立したままステージを回してトークすることになった。なんだか可笑しい、絶対変だ!(会場大爆笑!)それでも、ヨン様を共有するためには仕方がないとこのままで続行。結構速いスピードで回っている。

ここで木佐アナから、ベッドの寄贈を決めたきっかけについて質問される。ペ・ヨンジュンは、あのように苦しむ子供たちを見て「こうしたことは、誰にでもおこること、自分にもおこりうることだと思います。今は汚染された水や空気、よくない食品、よくない環境にいます。そうした環境を作ったのは自分たちです。被害はやがては自分たちに返ってくると思いますので、しっかり責任を持って取り組んで行きたいと思います。(だからゴシレを始めたのか!)多くの関心を寄せてください。そして命を皆さんで守ってください」彼はこの言葉をどうしても伝えたかったのだろう。割れんばかりの拍手が、彼のそうした考えに賛同したという答えだろう。(この映像は、2011年1月10日DATVで放送の「Message! to Asia」でも紹介する)

今回のチャリティイベントへの参加のきっかけを、ペ・ヨンジュンは「普段から子供たちや地球環境に関心を持っていますが、そんなときにDATVからこのような話をいただき、アジアの子供たちが笑顔を取り戻すきっかけになればうれしいと思いました」と答えた。こうしたインタビューを受けるとき、彼は通訳の方への気配りも忘れない。通訳に渡す言葉の量、タイミングをキチンと考えている。また、通訳しにくい表現は決して使わない。きちんとした言葉を選んで話している。まさに韓国語会話のお手本にしたい。だから、DSヨン様を出したのか。いろいろ納得だ。

さあ、トークの後はオークションの品だ。冬のソナタで着用したコートや、お気に入りのワインなどを準備していたが、サービス精神旺盛の彼は、もうひとつオークションの品を増やした。今締めているネクタイをその場ではずして出品することにしたのだ。まさに“生ネクタイ”だ。もちろん会場からは大歓声。まったく、ファン心理を知り尽くしている、心憎い演出だ。
胸を手に当てるしぐさ、マイクを両手で持つ癖、メガネを指でクイッともちあげるところなど、こちらはやはり映像でも観ていただくしかないだろう。

最後にDVTVで1月末から放送する新ドラマ「ドリームハイ」の紹介があり、今回のイベントのどこかの部分がドラマの中で使われるというサプライズ発表もあった。
最後にファンたちがどうしても気になる問題…つい最近一戸建て新居を購入したということで、取りざたされている結婚問題に関して、MCの中山が鋭く斬り込んだ。ペ・ヨンジュンの答えはいつもと変わらない。「結婚するときは、家族(ファン)の皆さんに一番に紹介します」それどころか「いい人がいたら紹介してください」とまで話していた。どうやら、ヨン様の結婚はもう少し後になりそうだ。

グランドフィナーレと関連番組の紹介は、レポート(終)からどうぞ。フォトセッションや他のレポートは下の[イベント関連]から読めます。
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楽天オークションの状況ははこちらから確認できる。

プロジェクトの公式サイトでは、キム・ヒョンジュンの動画メッセージが公開されている。
「ほほえみプロジェクト」公式サイト

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