世界初、シニア向けのアニメ誕生!テレビと映画でスタートする「昭和物語」をイメージムービーでチェック!

2011年01月04日16時46分アニメ
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前代未聞のシニアのためのアニメが、1月29日(土)より劇場公開される!これに先駆けて、テレビネット6のテレビ神奈川では、本日1月4日より、毎週火曜日夜9時から4回にかけてテレビで先行放送する。「昭和物語」公式サイトでは作品のイメージをフラッシュムービーで公開している。テレビネット6の、テレ玉、チバテレ、三重テレビ、KBS京都、サンテレビの放送日時はこちらで確認できる。

「昭和物語」は、業界初となる、シニア・団塊世代をメインターゲットとし、広くファミリーにも楽めるオリジナルアニメーションの第1弾として、株式会社シンク、株式会社ワオワールド、ネット6(tvk、テレ玉、チバテレ、三重テレビ、KBS京都、サンテレビ)が立ち上げた企画。1億人超の市場をうまく活用して産業発展をとげてきた日本は、一方で、日本特有の商慣行や独自の機能にこだわりのある消費者により、海外とは別の独特の市場が作られてきた。そうした日本の特異な市場をガラパゴス化と呼んでいる。こうしたガラパゴス化と少子高齢化により停滞している国内アニメーション業界への挑戦とし昭和物語昭和物語て、新たな市場開拓を目指し、4年半の歳月をかけて制作されたのが、「昭和物語」である。映像のカット割りやセリフなどは、近年のマニア向けアニメーション作品とは全く異なり、60歳以上のシニア層が見やすいように、ゆっくりと分かりやすい演出手法を採用し、日本の原風景とも言える昭和39年の情景をハイビジョンによる高品質アニメーションで忠実に再現している。
当時を知る視聴者には、お茶の間のテレビにかつて親しんだ“テレビ漫画”で、日本の原風景を見ることができる、なんとも胸に沁みる作品に出合うことができる。

作品は、30分13話のTVシリーズと約100分の劇場版総集編を同時制作することで、映画館とTV放送を連動させ、長期に渡って公開・放送を行うことを可能とした。
映画は、1月29日から、テレビでは、1月4日から年末年始スペシャルが放送され、4月からは、新たにテレビ版が本放送される。

物語の舞台は、東京オリンピック開催、東海道新幹線開通、羽田空港国際線滑走路完成など、高度成長期に沸く東京。大家族を中心に描かく心温まる人間ドラマとなっている。
東京大田区蒲田で町工場を営む山崎家は、父・有三、母・佳乃子、祖母・ヨシ、大学生の長男・太一、高校生の長女・裕子、そして主人公の小学五年生の次男・山崎公平の6人家族。今の日本では珍しい大家族だ。公平は野球と少年漫画が大好きな元気いっぱいの男の子。山崎家の新年はいつものように穏やかには明けない。職人気質で頑固者の有三と太一が正月早々大喧嘩をしたり、高校生の裕子が非行に走りそうになって一同がハラハラしたり、工場のお得意様から詐欺にあったりする。そこに、従業員のゴローさんや隣に住むアニメーターの良さんが加わって、山崎家をめぐる物語は展開する。 そんな家族が、東京オリンピックをきっかけにバラバラだった家族の想いが一つになってゆく。

「昭和物語」は、アニメのゆったりとした演出以外にも、シニア世代が嬉しいたくさんの工夫がされている。そのひとつが、昭和を代表する数々の名曲だ。スーダラ節(植木等)、東京五輪音頭(三波春夫)、あゝ上野駅(井沢八郎)、恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)、VACATION(弘田三枝子)、夜明けのうた(岸洋子)、アスパラで生き抜こう(弘田三枝子)など全13曲以上の昭和の名曲が、アニメと一緒によみがえる。

また、声を担当する声優陣には、昭和のアニメで吹き替えを担当した人気の声優陣を配している。松本保典(「サザエさん」)、福圓美里(「おおきく振りかぶって」)、高木渉(「ゲゲゲの鬼太郎」)、塚田正昭(「鋼の錬金術師」)、吉野裕行(「ヤッターマン」」)、京田尚子(「それいけ!アンパンマン」)、玉川砂記子(「攻殻機動隊」)、青木誠(「キャプテン翼」)、千葉翔也(「ナイトミュージアム)。

そして、これらの素材を大人のためのアニメーションに仕上げるために、国内一流のスタッフが終結した。シナリオは、平野靖士(「ウルトラマン」)、富田祐弘(「サザエさん」」)、荒川稔久(「機動戦士ガンダ00」)、丸尾みほ(「ちびまるこちゃん」)。劇場版の監督は、村上匡宏(「8月のシンフォニー」)。
テレビ版監督には、釘宮洋(「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」)、東郷光宏(「ラブゲッCHU~ミラクル声優白書」)。プロデューサは竹内宏彰(「アニマトリックス」)、キャラクターデザイン/作画監督は柳野龍男(「ルパン三世・バビロンの黄金伝説」)、監修は菅野哲夫(「ドラえもん」「忍者ハットリくん」初代プロデューサー)、音響監督は本田保則(「マッハGoGoGo」「ハクション大魔王」)らが担当する。

若者に見せるには少々もったいない豪華なスタッフだ。しかし、そこは太っ腹に、どうぞ若者たちも一緒にファミリーで観てもらいたい。「昭和物語」を家族一緒に視聴することで、祖父母から両親、そして自分、子供、孫へと受け継がれた命のリレーが見て取れるはず。まだ故郷で家族と過ごしている方はみんなで一緒に、ひと足早く故郷から戻った方は、楽しく過ごした今年のお正月を思い出して、また一人でかつて元気に走り回った少年少女時代を思い出して…。いろんな形で昭和が楽しめそうだ。古きよき時代をあなたはテレビで観るか、映画館の大スクリーンで楽しむか?

作品公式サイトには、イメージムービーやテレビ放送の予定などが紹介されている。サイトの制作情報のコーナーには、舞台となった山崎家の原形の家も紹介されている。

「昭和物語」公式サイト