交流重賞「第38回佐賀記念(JpnIII)」枠順決定、当日生中継!

2011年02月09日10時44分スポーツ

交流重賞「第38回佐賀記念(JpnIII)」(2000m、2月11日、佐賀)の枠順が発表された。佐賀唯一のクラシックディスタンスの交流重賞。
出走馬12頭の内訳は、九州4頭、JRA5頭、他地区3頭。JRA勢が中心となる。
JRAのアドマイヤスバルは、交流重賞に初登場してからの掲示板圏内記録が11に伸びた。しかも、そのうち7レースがGI、JpnIと、最強クラス相手でも一歩もヒケを取っていない。ただ、一昨年の「白山大賞典(JpnIII)」(2100m、金沢)0.4秒差1着以来、9レースも勝ち星から遠ざかっているように、勝ち味に遅いのが残念なところ。ここは、メンバー的には勝って当然なのだが、足元をすくわれないかという心配はある。
JRAのマカニビスティーは、前走の「名古屋グランプリ(JpnII)」(2500m、名古屋)で後方から追い込んでハナ差の2着に惜敗した。「東京ダービー(JpnI)」(2000m、大井)0.2秒差快勝後2戦は不振が続いたが、ようやくその片鱗を見せた格好。ここは、叩き3戦目になるし、有力馬中では55kgと恵まれた負担重量で得意の追い込みが決まるかもしれない。
JRAのマイネルアワグラスは、2008年の「ブラジルカップ」(2100m、東京)以来、実に2年3か月も勝ちに見放されている。もっとも、それ以後17戦して掲示板が13回と堅実さも持ち合わせている。ただ、GIIIやオープン特別でもしゃきっとしたレースができていないし重賞も未勝利だけに、3番手の評価が妥当なところ。
JRAのメテオロロジストは、デビューが3歳と遅く、しかも、4か月半の休養をはさんだため、キャリアがまだ8戦と浅い。春の3戦は大敗続きだったが、秋の復帰2戦目からは1、3、1着と調子を上げ、オープン戦線に戻ってきた。ここは、それほどハイペースになりそうにないメンバー構成だけに、スンナリと先手を取れるようならゴール前まで粘れそう。
笠松のマルヨフェニックスは、5戦連続連対と絶好調で臨んだ前走の「報知オールスターカップ」(2100m、川崎)で、好位を追走しながらまさかの2.0秒差6着。意外な敗戦だったが、このままで終わるはずもなく、JRA勢も強力とは言えないだけに、上位争いには加わってもおかしくない。

「佐賀記念」枠順
レース当日の生中継



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