テスとの再会!視聴者だけが知る驚くべき黒幕の正体とは…「イ・サン」第8話あらすじと予告動画-NHK

2011年06月04日19時56分ドラマ

白布事件で手柄を立てた茶母が、長年探し続けた友、ソンヨンだと知ったサンは、喜び勇んで彼女を訪ねるが、会うことが出来ない。第8話では、9年ぶりのサンとテスとの再会、ごろつきに連れさらわれたソンヨンの捜索をを描いている。NHK番組サイトでは予告動画が公開されている。以下、王朝特有の用語やしきたりについては、朝鮮王朝豆知識を参考に!

isan(c)2007-8 MBC せっかくソンヨンに会いに来たが、サンはソンヨンと会うことが出来なかった。その頃ソンヨンは、テスをおびき出そうとするごろつきたちにさらわれていたのだ。さらったごろつきたちは、白布窃盗にかかわった者たちで、実は、これにはテスも一枚かんでいたのだ。まったく前半のテスの浅はかさといったら…。もっともドラマ後半では、めきめきと男をあげるので、今しばらくは温かい目でテスを見守っていただきたい。
ともかく、家を訪ねてきたのがごろつきだと勘違いしたテスは、サンを思いっきりぶん殴ってしまう。もちろん、黙ってやられているサンではない!なんとも手荒な9年ぶりの再会となる二人の再会のシーンをお楽しみに。誤解が解けてお互いの正体がわかったときの、サンの輝くような笑顔に注目しよう。その喜び大きい分、サンがこれまで宮中で孤軍奮闘、どれほど辛い日々を送ってきのか、想像するだけでも胸が痛む。
再会の喜びもつかの間、そこでサンはソンヨンが誘拐されたことを知る。さあ、この後の一大捕り物からは、かつて幼かった3人に逆戻りだ。ソンヨンを助けるべく、サンとテスが立ち上がる。ソンヨンを誘拐したのが白布事件の犯人と関わっていることを知ったサンは、9年前の無鉄砲なサンそのものの行動力で兵を動かし、ソンヨン救出に駆けつけ、とうとう一味を捕らえる。しかし、肝心なソンヨンの姿はどこにもなかった。
サンたちが駆けつけたそのとき、ごろつきたちによってソンヨンは連れ去られ、そのままある場所に監禁されてしまった。さて、そのある場所とは?

サンは、ソンヨンを見つけることは出来なかったが、白布事件の実行犯を捕まえることができた。後は芋づる式に黒幕へと辿り着くはずだったが、捕らえた罪人たちがすっかり消えていなくなってしまった。一味の仕業だ。果たしてどんな手口で、牢につながれていた罪人たちが跡形もなく消えたのか?ドラマで確認しよう。演じているサンたちには分からないが、視聴者にはここであっと驚く黒幕を知ることになる。果たして黒幕の正体は…?

英祖王はサンが危機に陥るたびに、聖君として何をすべきかを説いて聞かせている。決してあせることなく、厳しく、そしてサンに立ち直りのチャンスとヒントを与えてやる。英祖は、王としても、祖父としても高潔で実に立派な人物だった。しかし、その英祖が何故、我が子である思悼世子(サドセジャ)にだけは、あのような酷いことをしたのか?それは、「イ・サン」を2倍楽しむメニューの英祖が恐れた党派、イ・サンが憎んだ党派とは(後半)で確かめられるので、こちらのチェックもお忘れなく。

isan(c)2007-8 MBC ■梅雀菓
ところで、劇中ソンヨンは美しい貴婦人に出会い、お菓子作りのお手伝いをする。この菓子は、“梅雀菓”(メジャックァ)と呼ばれる古くから伝わる韓国の伝統菓子。小麦粉をこねて、ちょうどお煮しめの中に入っている“手綱こんにゃく”(切れ込みを入れてくるんとねじった形)のような形に成形し、生姜の絞り汁とごま油をふりかけ、油で揚げて水あめなどをからめ松の実などをまぶして甘く味付け。韓国では今も良く食される“かりんとう”のようなポピュラーな菓子で、かつて、日本の小泉元首相や、ブッシュ元大統領が、訪韓したときにも青瓦台(チョンワデ)の晩餐会で出された韓国を代表する伝統菓子。
ソンヨンと貴婦人共にドラマ「チャングムの誓い」に出演していた女優だけに、チャングムの料理を思い出した方も多いのでは?今後もドラマ「イ・サン」では、韓国に古くから伝わる食や文化、伝統行事などがたくさん紹介されるのでお楽しみに。

ドラマ「イ・サン」は、2011年4月3日よりNHKにて毎週日曜日深夜11時から放送中。番組サイトには予告動画が公開されている。

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NHK総合「イ・サン」番組サイト

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