マツダ、ル・マン優勝車「マツダ787B」の20年ぶりのル・マン走行を動画で紹介

2011年06月17日13時17分スポーツ
「マツダ787B」がサルトサーキットでデモンストレーション走行

マツダは、「ル・マン24時間レース」で1991年に日本の自動車メーカーとして初の優勝を成し遂げてから今年で20周年を迎える。
そのため、今年の同レースに主催者のフランス西部自動車クラブ(ACO)から招待を受け、6月9日と11日に、サルトサーキットで優勝車であるカーナンバー55の「マツダ787B」が、2度のデモンストレーション走行を行った。
また、6月10日には、ル・マン市内で行われた「ドライバーズパレード」の先頭を飾ってもいる。
いずれのイベントでも、4ローターロータリーエンジン独特の甲高いエンジン音が鳴り響き、大きな声援を受けた。
6月11日のレース決勝に先立って行われたデモ走行では、1991年に優勝のチェッカーフラグを受けたジョニー・ハーバートが本コースを2周走行。
当時、彼は、優勝のゴール直後に脱水症状で倒れ、チームメンバーとともに表彰台に立てなかったが、今回は、当時の倒れた様子を自ら再現した後、表彰台に呼ばれて20年来のルマン優勝表彰台への思いを果たすことができた。
このときの様子がYouTubeの「マツダチャンネル」で公開されており、ボディサイドに取り付けたカメラによる映像や、コクピットでドライブするジョニー・ハーバートの様子などを見ることできる。
また、「Mazda 787B Back in Le Mans (Overview)」では、同車のドライバーズパレードからデモンストレーション走行までの一連の様子­をまとめた動画が見られる。

YouTube「Mazda787B Onboard lap with Johnny Herbert」
YouTube「Mazda 787B Back in Le Mans (Overview)」

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