JAXA、スペースシャトル最後のミッションを打上げから帰還までダイジェストビデオで紹介

2011年07月27日18時13分暮らしと文化
アトランティス号着陸後のSTS-135クルー((C)JAXA/NASA)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターは、「SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第139号」を公開、スペースシャトル最後のミッションとなった「アトランティス号」(STS-135ミッション)の打上げから帰還までをダイジェストで届ける。

STS-135ミッションは、アトランティス号による国際宇宙ステーション(ISS)の利用補給フライトで、スペースシャトルによるISSの組立・補給フライトとしては37回目のフライトであり、かつ30年にわたるNASAのスペースシャトルミッションプログラムの最後を飾るフライトでもある。
STS-135ミッションでは、補給物資などを「ラファエロ」(多目的補給モジュール2)に搭載してISSへ運搬。また、ロボットによる燃料補給ミッション(Robotic Refueling Mission: RRM)実験装置をISSへ運ぶ。
クルーは、コマンダーのクリストファー・ファーガソン、パイロットのダグラス・ハーリー、ミッションスペシャリストのサンドラ・マグナス、同じくミッションスペシャリストのレックス・ウォルハイムで構成される。
7月9日午前0時29分(日本時間)、NASAケネディ宇宙センター(KSC)39A発射台から打ち上げられた。
7月11日午前0時7分(同)、ISSにドッキングし、クルーらが入室。その後は、ラファエロのISSへの取付け、第1回船外活動、ラファエロからの物資の搬入とラファエロへの物資の積み込みを行う。
飛行11日目には、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)によるラファエロのスペースシャトルへの回収を行い、飛行12日目には、ISSから分離した。
7月21日午後6時57分(同)、NASAケネディ宇宙センターに着陸し、30年にわたるNASAのスペースシャトルミッションプログラムの最後を飾るフライトを完遂した。

ビデオライブラリ「SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第139号」

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