日曜洋画劇場45周年企画、世界一不運の男「ダイ・ハード3」放送、今度の相手は爆弾テロリスト!‐テレ朝

2011年10月23日10時56分映画

2013年に新作「ダイ・ハード5」の公開も決定しており、「ダイ・ハード」ファンとしては待ち遠しい1年4カ月だが、今夜の日曜洋画劇場は、「ダイ・ハード3」を放送!第1作では高層ビル、第2作では空港の中と閉ざされた空間が舞台だったが、第3作「ダイ・ハード3」はニューヨーク全体が舞台…映画公式サイトでは「ダイ・ハード4」の予告動画と、主演のブルース・ウィルスのコメント映像が公開されている。

「ダイ・ハード3」は、前2作とは少々趣が違う。これまで孤軍奮闘してきたマクレーンが、今度は相棒と一緒に活躍する。もっともこの相棒は一般人。舞台も夏とあって、エンディングもおなじみの「レット・イット・スノウ(Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!)」ではない。いわばシリーズの中でも異端児的な作品がこの第3作だ。しかし主人公はもちろんブルース・ウィルス、我らがジョン・マクレーンが。今回も手に汗握る第アクションを披露していくれる。残念ながら、妻ホリーや、黒人巡査部長パウエル、テレビ・レポータは登場しないが、第1作のナカトミビル事件の主犯・ハンスに関連した人物が登場する。はたしてどんな役で登場するのかお楽しみに。

ところで、シリーズのタイトルには、毎回サブタイトルがついている。ちなみに第1作は「Die Hard」、第2作は「Die Harder」。“ダイ・ハード”とはいわゆる“死なない男、不死身”。いくらなんでもこれは死ぬだろう、という設定でも決してしなないマクレーンのことだ。で、第3作のサブタイトルは、「Die Hard With a Vangence」。“With a Vengeance”は“激しく、猛烈に”といった意味になるが、“Vengeance”だけだと“復讐”になる。二つの意味をもったサブタイトルが、どんな意味を持つのかは、作品を観てのお楽しみ。

さて、気になるストーリーだが、今回もマクレーンは不運に見舞われる。しかし、今回は不運に偶然遭遇するのではなく、犯人からの指名だ。もちろん給料に指名料はつかない!
ある日、ニューヨーク市内で突如発爆弾テロが発生。「サイモン」と名乗る犯人から警察に電話が入り、ジョン・マクレーンを指名。
犯人は、マクレーンに黒人達が多く住むハーレムのど真ん中で、「黒ん坊は嫌いだ」というカードを下げて歩くように命令する。マクレーンは命令に従うが、黒人ギャング達に半殺しにされかける。しかし、その近くで店を経営する黒人の男・ゼウスに助けられる。
これを手始めに、犯人からは次々と命令が入る。サイモンと名乗る犯人だが、「Simon says…(サイモン曰く)」という言葉はゲームの決め言葉。日本でいうところの「命令ゲーム」「王様ゲーム」のようなもので、何人かで“サイモン”という鬼を決め、鬼が「Simon says」と言ったら彼の仕草を真似し、言わなかったら真似しないというゲームなのだ。

第2、第3のテロを防ぐためマクレーンと巻き添えとなったゼウスの二人は、犯人のこの“爆弾ゲーム”にニューヨーク中を奔走させられることになる。
中でも、セントラルパーク内をタクシーで走り回るシーンは圧巻の迫力!終盤の小学校に仕掛けたという爆弾はどこの小学校なのか?サイモンの目的は何なのか?サブタイトルを思い出しながら、マクレーンと一緒にゲームを解き明かそう。

「ダイ・ハード3」は、テレビ朝日日曜洋画劇場で、今夜23日9時から放送。映画公式サイトでは「ダイ・ハード4」の予告動画と、主演のブルース・ウィルスのコメント映像が公開されている。

テレ朝|日曜洋画劇場「ダイ・ハード」
映画「ダイ・ハード4.0」公式サイト

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