葬られた真実に無念のサン…「イ・サン」第31話あらすじ、予告動画と前回ダイジェスト

2011年12月03日16時27分ドラマ

サン暗殺計画の黒幕が貞純王妃と判明したのにも関わらず、年の離れた王妃をふびんに思う英祖は彼女の関与を不問に付し、本件を単なる事故として処理してしまった…第31話ではサンのやり場のない怒りと悲しみを中心に描いていく。予告動画と前2回のダイジェスト映像は番組サイトで公開。

イサン(c)2007-8 MBC英祖が貞純(チョンスン)へ下した決定に傷ついたサンはひとりで宮中を抜け出し、父・思悼世子の墓へと馬を走らせた。サンはここで無念の涙を流しながら、米びつに閉じ込められた父の最期の言葉を思い出していた。その言葉は今のサンに悲しいくらいぴったり。いったいどんな言葉だったか、ドラマで確認しよう。
宮中ではサンが行方不明となったことで大騒ぎするなか、一発でサンの居所を見つけた内侍府尚洗のナム・サチョに、主従関係以上の心のつながりが見て取れる。
なかなか立ち直れないサンのためにサチョがテスとソンヨンを呼びに行っている間に、面白いシーンが見られる。酒店の女主人が男前の客=サンにちょっかいを出してきたのだ。なんとサンの胸に手を入れたりして部屋に誘うとする。テスたちが駆けつけてサンの正体がわかった時のみんなの反応が傑作だ。結局その夜サンは、へべれけになってテスに負ぶわれて宮中に戻る。いつも一部の隙もない完璧王子初めての酔態をお見逃しなく。

このことを知ったキム尚宮は、ヒョイにソンヨンを追い払うように進言するが、ヒョイは、ソンヨンが夫のサンを慰めてくれるならありがたいことだと取り合わない。何とも懐の深い妻だが、本心は、サンが自分にも甘えて弱みを見せて欲しいと思っていたのだ。31話では、ヒョイの切ない思いも描かれている。
いくらソンヨンを悪く言っても取り合わないヒョイに業を煮やしたキム尚宮は、とうとうサンの母恵嬪に告げ口する。キム尚宮としてはちょいと懲らしめたかっただけかも知れないが、これが大変な悲劇を招いてしまう。

一方、貞純王妃が公に処罰されることはないものの、中宮殿から出ずに一生死人のように暮らすよう英祖に命じられたことを知った和緩(ファワン)は、ついに自分にチャンスが巡ってきたとほくそ笑んだ。和緩は、今回の一件で、これまでの全ての謀反を貞純王妃に押し付け、改めて養子のチョン・フギョムを王位につけるための行動を起こそうと企むのだった。そして、和緩が開いた会合で貞純に門前払いを食らわすという荒業までやってしまう。このときの貞純の悔しがる表情をお見逃しなく。

さて、前回英祖はソンヨンの寝殿呼び寄せ梅花図を描かせたが、ソンヨンが英祖の側室になるという噂が図画署で広まる。おまけに梅花図のお礼の品が届いたものだから、ソンヨンが王の寵愛を受けて承恩になるという話で持ちきりになる。そんな噂を一番気にかけていたのは、すっかりソンヨンびいきとなったタク画員だった。そんなタクをからかうソンヨン。次回から始まるソンヨンの苦難を前に、無邪気な彼女のかわいさを存分に堪能しておこう。

11月27日の放送はお休み。ドラマ「イ・サン」第31話は、12月4日日曜日夜11時からNHKで放送となる。予告動画は番組サイトで公開。

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NHK総合「イ・サン」番組サイト

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