交流重賞「第57回クイーン賞(JpnIII)」枠順決定、当日生中継!

2011年12月04日15時29分スポーツ

交流重賞「第57回クイーン賞(JpnIII)」(1800m、12月7日、船橋)の枠順が発表された。「レディスプレリュード」(1800m、大井)から続く牝馬交流重賞5連戦の折り返し点。
出走馬14頭の内訳は、南関東7頭、JRA4頭、他地区3頭。出走馬中7頭が「JBCレディスクラシック」(1800m、大井)組で、1、2着のミラクルレジェンドとラヴェリータが抜け、3、4、5、6、7、9、10着馬が再戦する。
船橋のクラーベセクレタは、レディスプレリュードは2番手を追走しながら粘り切れず0.9秒差の5着だが、ここの出走馬の大半に先着している。JBCレディスクラシックは回避したが、前走の「ロジータ記念」(2100m、川崎)は先行して0.6秒抜け出して快勝している。強力2頭が不在なら、好位から抜け出すレースができるだろう。
JRAのカラフルデイズは、JBCレディスクラシックでよどみないペースを3番手で追走しながら、1.6秒差3着とその座を死守した。「関東オークス(JpnII)」(2100m、川崎)制覇が色あせかけていたが、この3着で見事に復活。今回は、もう少し後ろでのレースになりそうだし、上2頭が抜けたとなれば有力視できる。
JRAのパールシャドウは、JBCレディスクラシックで上がり3ハロン36秒1と2番目となる豪快な末脚を繰り出し、1.6秒差の4着。カラフルデイズと2kg差あった負担重量も54kg同士と楽になる。展開は今回も向くが、上2頭がいない分、有力先行勢も楽になるため、前に届くかどうかが微妙。
JRAのウェディングフジコは、JBCレディスクラシックは「スパーキングレディーカップ(JpnIII)」(1600m、川崎)0.7秒差3着以来のダート戦だったが、好位からしぶとく1.7秒差5着に粘った。パールシャドウ同様、カラフルデイズとの2kg差がなくなり、逆転も十分。
JRAのプレシャスジェムズは、今年の「エンプレス杯(JpnII)」(2100m、川崎)で2番手を追走し、ラヴェリータ、ブラボーデイジー、ミラクルレジェンドと大接戦の末に0.1秒差の2着。その後は勝ち切れないでいたが、ここに来て条件戦を連勝して軌道に乗った。2番手に控える競馬をするともろく、今の勢いで我慢できれば。
笠松のエーシンクールディは、レディスプレリュードは0.5秒差3着と逃げ粘ったが、JBCレディスクラシックはブラボーデイジーに競りかけられて厳しいレースを強いられて4.2秒差の9着と大敗した。前走の「笠松グランプリ」(1400m、笠松)0.3秒差逃げ切り勝ちから間がなく、同型も多いが、単騎逃げならしぶとく残れる。

「クイーン賞」枠順
レース当日の生中継

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