遂に本日封切!『K-20(TWENTY)怪人20面相伝』みどころを復習せよ!
遂に本日全国の劇場で封切となった巨大スケールのエンターテイメント大作『K-20 怪人20面相伝』、そのみどころをおさらいしたい。
みどころ① 金城武・仲村トオル・謎のK-20による三つ巴のバトル
「オレは怪人20面相じゃない!」
濡れ衣を着せられた金城武演じる平吉の壮絶な激闘はスリリング!アクロバティックなパフォーマンスの数々は圧巻のひとこと。理性で追い詰める仲村トオル演じる明智小五郎平吉・K-20・明智、三つ巴の攻防は予測不能の手に汗握るドラマ。
スター役者たちによるあまりにも華麗な共演は大きな魅力。
みどころ② ノスタルジックな映像美
K-20を製作したのは『Always三丁目の夕陽』を手掛けたROBOTS。
映画の舞台となる架空都市<帝都>はまるでかつての日本の”大正ロマン”を思わせるジャポニズムと西欧文化を融合させたようなスタイリング。その様式美に注目だ。
みどころ③ 佐藤嗣麻子脚本
監督・脚本を務めるのは「ヴァージニア(Tale of a Vampire)」で東京国際ファンタスティック映画祭アボリアッツ大賞を受賞、その後も『アンフェア』などの作品を手掛けたことで知られる佐藤嗣麻子だ。
彼女の巧みな構成術は度肝を抜く展開で観客を騙してくれる。
みどころ④ 金城武と松たか子のボディ
曲芸師演じるに当たって鍛え上げられた金城の肉体は美しい!またボディダブルを拒否し、自ら風呂ザブン!のシーンを体当たりで演じた松たか子の艶やかな背中ヌード。劇中、金城武も思わず鼻血を流した。
みどころ⑤ 原作の魅力
原作は江戸川乱歩の小説の登場人物・怪人二十面相の真相に迫った北村想の小説だ。北村氏の独自の視点は怪人二十面相という日本が誇るダーク・ヒーローにあらたな魅力を与えた。
以上がざっくりと語れる範囲でのみどころだが、本来は勿論全編がみどころと言いたくなる作品だ・
アクロバティックで華麗な攻防と、仮面を生かした誰が誰だかわからなくなるミステリアスな展開はジョン・ウーもヒッチコックも真っ青の超一級の本式エンターテイメントなのだ。
『K-20 怪人20面相伝』 公式サイト