JAXA、古川聡宇宙飛行士がISSで行った竹とんぼを使った実験などをダイジェストビデオで紹介

2011年12月08日18時52分暮らしと文化
古川宇宙飛行士がISSで竹とんぼを使った実験を行う
((C)JAXA/NASA)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターは、「SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第152号」を公開、古川聡宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在中に実施した竹とんぼを使った実験や、「きぼう」日本実験棟に来年設置される予定の水棲生物実験装置(AQH)についてダイジェストビデオで紹介する。

古川宇宙飛行士が、ISS長期滞在中に、きぼう日本実験棟で「宇宙医学にチャレンジ!」と「宇宙ふしぎ実験」を行った。
宇宙医学にチャレンジ! では、同宇宙飛行士が医者であることを生かした宇宙環境での身体の変化などを調べるアイデアを、宇宙ふしぎ実験では、微小重力に代表される宇宙という特殊な環境を生かし実際に宇宙で試してみなければ結果が分からないようなアイデアを実験。
その中で、まだ紹介されていなかった竹とんぼを使った実験を紹介。宇宙では、地上と同じように、揚力により上昇し、重力により下降するかを実験。また、逆回しや横に回した実験も行った。果たして、その実験結果は?

水棲生物実験装置(AQH)は、メダカなどの小型魚類を3世代継代飼育し、微小重力環境の影響がどのように世代を超えて伝わるのかを研究するための装置。メダカやゼブラフィッシュは性的成熟が早いため、90日間で3世代目まで世代交代が進む。
1度も地上の重力を経験していない生物が、宇宙でどのように成長して、どのように行動するのか、また、遺伝子はどのように変化するのかを調べる。

ビデオライブラリ「SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第152号」

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