ただサンに向かって…友情が愛情に代わる瞬間!「イ・サン」第36話あらすじ、予告動画とソンヨンの足跡を地図でチェック

2012年01月21日12時43分ドラマ

「こんな看病されてみたい!」… サンの命を受けて喜び勇んで清に馳せ参じたテスだったが、そこにソンヨンはいなかった。政変が起きて芸府司長が代わり、女の身のソンヨンは追い出されてしまったのだ…今なら大使館や領事館に駆けつければいいだろうが、使臣団もいない状態ではソンヨンにはどうすることも出来なかった。36話では満身創痍で帰ってきたソンヨンを看病するサンの姿が見どころとなっている。視聴者からは記事冒頭の言葉がとび出るはず。

どうしてもサンのいる漢城に戻りたいソンヨンは、一人歩いて帰る決心をしたのだ。さあ、ここでソンヨンの足跡(あしあと)を地図でたどってみよう。朝鮮王朝時代の地図を開いて、漢城(現在のソウル)旅のゴール京畿道を確認しよう。
ソンヨンのいる燕京は今の北京、今度は下のgoogleマップで“+または-”をクリックして北京とソウルの位置を確認しておこう。
大きな地図で見る

使臣団と一緒の往路では船も使ったが、今度のソンヨンの一人旅はただひたすらサンに向かって歩くしかない。陸路だと燕京から朝鮮王朝との国境近くまで900キロ、そこから漢城まで500キロはくだらない。なんとサンからプレゼントされた筆1本を握り締めて全行程1400キロを一人で歩いたのだ。一人砂漠を歩くソンヨンを空撮で捉えた壮大な映像がなんとも美しく悲しい。

>やっと漢城にたどり着いたソンヨンは瀕死の状態。さあ、ここからが涙ぐましいまでのサンの看病が始まる。もちろん政務は後回し。ソンヨンを抱きしめる、手を握る、汗を拭く…。32話でもサンはソンヨンの足を手当てしているが、今回の手厚い看護はそれを上回るサンの愛が溢れている。ここはへたな見どころ紹介はやめておこう。ご自身でサンの看護姿にときめいていただこう。

ところで、日本のドラマではあまりお目にかかれない病人メイクについて…。日本で病人メイクといえば、“透き通った白い肌、目の周りの隈、げっそりこけた頬”が一般的だが、韓国では“唇の荒れ”がポイントとなる。日本と比べて乾燥した気候の韓国では、冬場の唇の荒れは深刻。現代劇でもこれは共通で、病院では必ず加湿器が大量の湯気を出しているはず。

ドラマに戻って…やっと意識が戻ったソンヨンを見て、サンは改めて自分の心の中にあるソンヨンへの想いが友情だけではなかったことに気づいた。恵嬪の作戦は裏目に出てしまった。
宮廷に戻ったサンは、母恵嬪に自分のソンヨンへの気持ちが“愛”だと告白し、その想いを胸にしまう代わりにソンヨンを自由にさせて欲しいと頼み込む。
この二人の会話を偶然立ち聞きしてしまった妻ヒョイの切ない表情も見逃せない。

さて、サンにはもうひとつ気がかりなことがあった。このところの英祖の振る舞いが不安を感じていた。そんなサンは英祖の元を訪れるが、そこでとんでもない人物に出迎えられる。さて、その人物とは…。今回も見逃せない見どころ満載の「イ・サン」第36話は、1月22日夜11時から。予告動画と前2回のダイジェスト映像は番組サイトで公開。

「イ・サン」以外の【ドラマを2倍楽しむ】は、下の【韓ドラここが知りたい!】からどうぞ。

kandoratop【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】

NHK総合「イ・サン」番組サイト

★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。