ホン・グギョン、無罪放免!側室懐妊?「イ・サン」第54話あらすじ見どころ予告動画-NHK

2012年06月02日14時00分ドラマ
(c)2007-8 MBC

前回の放送で、キ館長殺害の犯人探しでミン・ジュシクに加えた暴行事件と、新たに起きた連続殺人事件の容疑者としてホン・グギョンが逮捕されてしまった…次回54話では、ホン・グギョンの無実を証明するため、テス、ジャンボ、ソッキが大活躍する!番組サイトでは前2話分のダイジェスト映像と、第54話の予告動画が公開されている。

連続して起きた殺人事件は、老論派の重臣を狙ったもので、被害者の手には“又”という文字が書かれていた。老論派は、この事件の犯人としてホン・グギョンが逮捕したのだった。サンは、ホン・グギョンが犯人でないことを証明すると言い、グギョンの投獄中に真犯人が再度老論派の重臣を狙うはずだと告げる。そして次の標的になると思われる3人の重臣たちの屋敷をテスたちに見張らせた。しかし何も起こらず、代わりに他の重臣が死体となって発見された。

サンは、一連の殺人事件が奴婢たちの犯行だとにらみ、次に狙われる戸曹判書の家をテスたちに見張らせた。今回はジャンボが戸曹判書に変装して犯人を待ち受けるのだが、ジャンボの変装はなかなかのもの!ここから奴婢たちが組織した一味の逮捕まで、キレのいいアクションがたくさん見られるのでお楽しみに。

サンの推理とテスたち3人のお手柄でホン・グギョンは釈放される。何故犯人が特定できたのかを質問したグギョンにサンはあるものをみて気づいたという。果たしてそれはなんなのか?ドラマで確認しよう。礼をいうグギョンに「私たちの仲ではないか」といいながらも、「極端に走りすぎるところがある」とグギョンに釘をさした。グギョンは態度を改めるだろうか?

さて、サンは今回の一連の事件で、奴婢制度の撤廃を決意する。当時、推刷都監という官庁があり、逃亡した奴婢を捕まえていた。ここで何かのドラマを思い出さないだろうか?
そう!あの「推奴(チュノ)」だ。このチュノこそが逃げた奴婢を探して捕まえる仕事なのだ。ドラマ「推奴-チュノ-」の舞台は17世紀の仁祖王の時代。ドラマの年表で確認しよう。そして、「推奴」では、今回サンが事件解決するに至った2文字を使った素敵なラブラインがあるので、気になる方はチェックをどうぞ⇒「推奴」最終回あらすじ
他にも、同じ時代を描いたドラマに「一枝梅」「快刀ホン・ギルドン」「必殺!チル」といった、世を嘆き身分制度に恨みを持つ義賊ドラマが多いことに注目しよう。(当時の身分制度については、朝鮮王朝豆知識を参考に)

ドラマに戻って…チャン・テウは、ホン・グギョンの無罪放免を黙認し、自分を裏切った側近のミン・ジュシクを追放した。
しかし、この事件がきっかけでホン・グギョンとチャン・テウとの対立が決定的となる。そして、グギョンはあろうことか貞純大妃の力を借りてチャン・テウを退けようとした。

一方、ソンヨンが気に入らない元嬪は、恵嬪大妃が申し出た懐妊祈願の屏風絵を、ソンヨンに描かせることを思いつく。元嬪が、ソンヨンへの嫉妬に加えヒョイ王妃への恨みまでをソンヨンに爆発させたとき、皮肉にも元嬪に懐妊の兆候が現れる。宮中に久々にサンとであったソンヨン。サンに懐妊のお祝いを言ったときのサンの切ない言葉をお聞き逃しなく。

■関連情報
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NHK総合「イ・サン」番組サイト

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