強大化するホン・グギョンの権力!想像妊娠、自作自演の後始末…「イ・サン」第56話あらすじと予告動画

2012年06月16日19時20分ドラマ
(c)2007-8 MBC

元嬪(ウォンビン)の懐妊は想像妊娠だったが、ちょうどその事実を知ったとき、運悪く恵嬪がやってきて、胎児は順調だと嘘をついてしまった…すべてはこの一つの嘘から不幸が始まるのだった!番組サイトでは前2話分のダイジェスト映像と予告動画が公開されている。

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ある日、元嬪の主治医とホン・ギョンが密会している現場をサンに見つかる。グギョンは、その場を繕うが、こうしたことがますますグギョンと元嬪の不安を煽っていく。

一方でホン・グギョンは逃亡したミン・ジュシクの捜査の全権を任され、これを利用して老論派に対して徹底的な取調べを開始する。その徹底振りには、チェ・ジェゴンでさえ首を傾げるほどだった。こうしてグギョンの力はますます大きくなり、老論派の重臣たちは宴席に彼を呼んでご機嫌取りをする始末。それに対してグギョンは、今後はサンの改革案に反対するなと釘をさす。

政事とは別のところでもグギョンは激しく動き回る。元嬪の想像妊娠の後始末は、もはや胎児の流産しかなかった。ここでグギョンが考えた手口は?ドラマでしっかとご覧あれ。首尾よく流産と見せかけて想像妊娠を処理できたと思ったのも束の間。ショックで自分まで気絶してしまった恵嬪が流産の原因を徹底的に追究するようにと言い出したから、グギョンはますます泥沼の中に沈んでいく。ここから這い出すために、次に彼が考えたのは恐ろしい捏造だった。

ドラマ後半で、流産を悲しむサンが酒で悲しみを紛らわせながら、何度も何度もホン・グギョンに謝罪するシーンがある。そのときのグギョンの表情をお見逃しなく。

■ドラマをもっと楽しむために
ホン・グギョンという人物は、ドラマでサンの即位に大いに貢献し、その後もサンの参謀として権力の中心にいたが、史実のグギョンもサンから篤い信頼を得ていた。当時サンは「ホン・グギョンに背を向けるものは逆賊だ」と発言したほど。サンとグギョンの間は単に王と臣下という主従関係だけでなく、堅い絆で結ばれていた。そんな二人を、グギョンを演じたハン・サンジンは、「ホン・グギョンはいろんな面を持った複雑な人物です。主君であるイ・サンに対してすべてを捧げるという純粋な忠誠心もあれば、自分の野心のために冷酷にもなる。その両面を持ち合わせていたからこそ、サンはホン・グギョンを参謀として重用したのだと思います。2人は固い絆(きずな)で結ばれていましたが、サンは自分に忠誠を尽くすホン・グギョンが野心を持って権力の座を上り詰めていく姿をうれしく思う一方、警戒心を抱いたと思います」と語っている。
さあ、ここからグギョンが恐ろしいほどの権力を手に入れ、そのためにとんでもないことをしでかしてしまうので、お見逃しなく。

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NHK総合「イ・サン」番組サイト

kandoratop【作品詳細】【「イ・サン」を2倍楽しむ】