民を救うための力とは?罠にハマったウンゴ…「階伯〔ケべク〕」第22話あらすじ、見どころと予告動画-BSフジ

2012年08月28日13時08分ドラマ
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とうとうウィジャがケベクへの嫉妬心をもたげた前回の「階伯〔ケべク〕」、今夜放送の第22話では、自分が疎まれていると思ったケベクは、泗泚(サビ)を離れようとする…「階伯〔ケべク〕」第22は今夜28日(火)夜10時からBSフジにて放送、番組サイトには名場面映像が、DVD公式サイトにはPV動画が公開されている。
これまでの回を見逃した方は、【「階伯〔ケべク〕」2倍楽しむ】にこれまでのあらすじを紹介しているので参考にどうぞ。

武王は、ウィジャの心の底に潜むケベクへの嫉妬心を本人より先に嗅ぎ取っていた。ケベクが英雄となったことで、民からの称賛とウンゴの愛に対する激しい嫉妬を。そこで武王は、西谷城を陥落した武功を、ケベクが泗泚(サビ)城に戻るための計略とし、さらに新羅との平和同盟を結ぼうとしたウィジャの作戦を妨害したという貴族たちの意見を聞き入れた。ウィジャは、口では義兄弟のケベクを守ると言いながらも、湧き上がる嫉妬の炎で、ケベクの前で酔った振りをして王とケベクの板挟みで苦しんでいるそぶりを見せ、ケベクの優しさに付け入った。

■第22話 権力の行方
ケベクは、自分が止まれていることを感じ取り、泗泚を離れようとしていた。ウンゴは、「陛下はケベク様を遠ざけてる。王座の権威がかすむから百済の英雄になってほしくないのだ」と言い、「民を救うためにも官職という力が必要だ」と、ケベクを引き留める。だからこそ、そんな政治に嫌気がさしたケベクは、政事に執着するウンゴも嫌だといい、一緒に泗泚を離れようと誘う。果たしてウンゴは何と答えるのか?しかし、そんな時、まさしくウンゴ言うとおりの事件が起きてしまう。ケベクを何度も助けてくれたカマクチェの少女カヒが濡れ衣を着せられ投獄されてしまうのだ。ケベクの力でカヒはすぐ釈放されるが、ケベクは官職という権力の大きさに改めて驚く。

一方、ウンゴはケベクのために貴族を懐柔しようと、叔父のモク・ハンドクに貴族の会合を準備させる。しかし、そこにはサテク一族の側近キミが関与し、ハンドクは賄賂を受け取ってしまう。そんな事情を知らないウンゴは、貴族を抱き込み会議でケベクの無実を勝ち取ることに成功する。ところが、なんとかケベクを排除したい武王は、裏で貴族が動いたことを嗅ぎ取る。
ウィジャからウンゴの周囲を探るよう密命を受けたケベクは、キミから賄賂を受けていたウンゴの叔父を捕えてしまうのだった。

■見どころ
今回は、権力に執着したくないケベクが、結局、民を救う力は権力を握っていないとだめだということを実感させられる大切な回。それを気づかせたのは、ウンゴの言葉でもソンチュンの助言でもなかった。カヒの哀しい事件が実証した。結局は英雄となったケベクの人気と徳率という官職のおかげでカヒは助けられ、まさに“論より証拠”“百聞は一見にしかず”ともいうべき結果となったのだ。
そんなストーリー展開の中で、ケベクがカヒを負ぶって歩くシーンがある。すでに紹介したとおり、この二人はドラマ「イ・サン」「トンイ」でそれぞれ主人公を演じており、トンイを演じたカヒは、イ・ソジンが演じたサンの曾祖母にあたる。この粋な演出に、韓ドラファンもクスッと笑てしまうはず。

さて、武王とウィジャのケベク排除の裏で、ウンゴにもいよいよウィジャの罠が仕掛けられる。ウィジャの妻テヨンの猛烈な嫉妬も加わり、今後、ウンゴは身動きでいなくなってくる。ケベクとウンゴに“よき日”は訪れるのか?

「階伯〔ケべク〕」は、毎週火曜日夜10時からBSフジにて放送。番組サイトには名場面映像が、DVD公式サイトにはPV動画が公開されている。

■作品紹介
・放送:2011年、MBC
・話数:全36話
・脚本:チョン・ヒョンス
・演出:キム・グンホン
・キャスト
 ケベク:イ・ソジン、イ・ヒョヌ(子役)
 ウンゴ:ソン・ジヒョ、パク・ウンビン(子役)
 ウィジャ王:チョ・ジェヒョン、ノ・ヨンハク(子役)
 サテク妃:オ・ヨンス
 ムジン:チャ・インピョ

kandoratop 「階伯〔ケべク〕」を2倍楽しむ

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BSフジ「階伯〔ケべク〕」(吹き替え版)
「階伯〔ケべク〕」DVD公式サイト

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