交流重賞「第46回東京盃(JpnII)」枠順決定、当日生中継!

2012年09月30日16時00分スポーツ

交流重賞「第46回東京盃(JpnII)」(1200m、10月3日、大井)の枠順が発表された。短距離王決定戦「JBCスプリント(JpnI)」(1400m、川崎)の前哨戦。
出走馬16頭の内訳は、南関東9頭、JRA5頭、他地区2頭。前哨戦らしい好メンバーがそろった。
JRAのセイクリムズンは、短距離交流重賞4連勝中の現短距離王。逃げて良し、差して良しで、「黒船賞(JpnIII)」(1400m、高知)0.0秒差1着、「東京スプリント(JpnIII)」(1200m、大井)0.3秒差1着、「かきつばた記念(JpnIII)」(1400m、名古屋)0.4秒差1着、「さきたま杯(JpnII)」(1400m、浦和)1.5秒差1着と、徐々に着差を広げている。ここは、4か月ぶりのレースになるが、昨年の東京盃は5か月ぶりで0.3秒差の4着。今の充実ぶりを考えると、久々でも勝ち負けになる。
JRAのタイセイレジェンドは、初の交流重賞となった「北海道スプリントカップ(JpnIII)」(1200m、門別)で好位を進んで0.5秒差の2着になると、続く前走の「クラスターカップ(JpnIII)」(1200m、盛岡)で1.0秒差1着で重賞を初制覇した。こちらも脚質に自在性があり、控えるレースもできる。ローテーション的にも力を出せる状態にあり、逆転する可能性も十分。
JRAのセレスハントは、東京スプリントでセイクリムズンに0.6秒差4着、かきつばた記念でセイクリムズンに1.0秒差5着、北海道スプリントカップでタイセイレジェンドに0.5秒差1着、クラスターカップでタイセイレジェンドに1.0秒差2着。上位2頭と差のないレースを続けており、ハイペースになるようなら台頭する。
JRAのテイクアベットは、重賞初挑戦となった「サマーチャンピオン(JpnIII)」(1400m、佐賀)で逃げて0.8秒差で快勝し、あっさりと重賞を制覇した。1か月に1レースというきっちりとしたローテーションで使われて好調子を持続しており、うまく先行できればゴール前まで粘れる。
兵庫のオオエライジンは、初交流重賞となった「兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)」(1400m、園田)で、3角先頭という横綱相撲で0.5秒差の3着に粘った。2着のセイクリムズンとは、負担重量が4kg軽かったものの0.1秒差。2か月半ぶりの「福崎サルビア特別」(1400m、園田)を1.5秒差で快勝し状態も上向き。好レースできる。
笠松のラブミーチャンは、かきつばた記念でセイクリムズンに0.7秒差の3着、前走のサマーチャンピオンでテイクアベットに0.8秒差の2着。抑えるレースができるようになったのが大きく、ここも外枠から好位につけるようなら、直線でも粘り強さを見せてくれそうだ。

「東京盃」枠順
レース当日の生中継

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