ひとクセもふたクセもある医師たちが働く先端医療現場をヒューマンタッチで描く「ラストホープ」の第1話は、それぞれの医師たちの今と現場を紹介したが、第2回目となる今夜22日（火）夜9時からの放送では、元救命医の橘歩美（多部未華子）が最高難易度の手術に挑み、彼女の過去が明らかになる…番組サイトには予告動画が公開されている。

今回、総合医の波多野卓巳（嵐・相葉雅紀）が診断するのは櫻井菜穂（小島藤子）。脳の２つの部位に脳動脈瘤を患っており、他の医大で手術を受けたがひとつが巨大なために失敗。帝都大学附属病院の脳外科からも治療を断られたため、高度先端医療センターに回された患者だ。
波多野卓巳は、脳神経外科医の歩美を呼び意見を求める。菜穂の病状を説明しているところに高木淳二（田辺誠一）が顔を出し、困難な治療になると菜穂の受け入れに反対。しかし、卓巳と歩美の見解は前向き。
菜穂を付き添ってきた父の雅彦（小市慢太郎）が、前回手術を失敗した病院を医療ミスで訴えていると口にしたため、高木はますます受け入れを反対。しかし、このままでは５年以内に死に至る可能性が高いと菜穂に告げる歩美は、「誰も手術をしなければ自分がやる」と言い切ってしまうが…。

本作は、毎回一人の患者の通して、“命”と“希望”を描いていく医療ドラマだが、同時にその命を守る医師たちも何か暗い過去を、サスペンスタッチも加えながら探っていく人間ドラマでもある。今回は歩美の過去が明らかになる。演じる多部未華子は、ミュージカルの「アニー」にあこがれて女優を目指しただけに、元気いっぱいの女の子を演じてきたが、ここ数年は、映画「光源氏の物語」の葵の上役や、「LIAR GAME -再生-」篠宮ユウ役やドラマ「不毛地帯」の鮫島直子役、「大奥〜誕生［有功・家光篇］」の家光役と言った難役でその演技の幅を広げた。今回は、自称「冷静というか、キャリアなどを問わず、人に対してバシバシものを言うとても冷たい女性」を演じる。今夜は彼女自身が訴えられている医療ミスの一件も絡んでくる。果たして歩美は菜穂の命を救うことが出来るのか？そして彼女自身が訴えられている医療訴訟の実態は？

さすがドラマ「医龍」の葉山裕記が演出を担当しただけに、少々目を背けたくなる手術のリアルシーンが登場するが、相葉演じる主人公の卓巳が食べるスウィーツには目が離せない。前回相葉が手にしたのは、フルーツグラーノーラクッキーと、ストロベリーチョコレートロール。
フルーツグラーノーラクッキーは、口の中がぱさぱさになるので紅茶などと一緒に食べるのが、相葉のおすすめの食べ方。一方、ストロベリーチョコレートロールはイチゴを冷凍し砂糖をまぶして解凍。一度凍らせることで味が濃くなりクリームとの相性が抜群のスウィーツで、第1話では、この“一度凍らせて…”というのが、手術実現の決め手となっただけに、今回のスウィーツも気になるところだ。どうやら今夜のスウィーツは渋めのもの。ドラマの展開も気になるが、毎回のスウィーツにも興味がわく。

ところで、相葉の白衣姿。スタイルがよく先端のファッションもさらりと着こなす相葉だけに、白衣姿もなかなか素敵だが、古くからの嵐ファンなら、2006年から2009年にかけて日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組「驚きの嵐!」を思い出したのでは？

「ラストホープ」第2話の放送は、今夜22日（火）夜9時から放送。主題歌は嵐の新曲「Calling」、予告動画は番組サイトで視聴できる。

◇フジ「ラストホープ」番組サイト

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※ナビコンでは、過去に紹介した嵐のCMとドラマの紹介を嵐のCM特集のコーナーで一挙紹介。