19日NHKスペシャルは、人体進化上の負の遺産“病の種”から、人類最大の脅威”がん”に迫る!予告動画
NHKスペシャルでは、18日(土)より、人類の進化とともにヒトの体に埋め込まれてしまった負の遺産である病の起源を紐解いてくシリーズをスタートさせたが、今夜放送の第1集では、日本人の3人に1人の死因である“がん”に迫る!自然界の動物では、ほとんど見られない“がん”がなぜ人類だけに発症するのか?番組では、がんで命を落とさずに済むよう、いかにがんと向き合い、闘っていけばいいのかを考える…番組サイトでは予告動画が公開されており、また、20日(月)よりNHKオンデマンドにて動画配信される。
私たち人類が誕生したのは今からおよそ700万年前。四足歩行の霊長類と別れ二本足でアフリカの大地に立ったのがその起源と知られている。人類は、二本足で立つことにより、自由になった器用な手で石器を作り、高度な道具を使うことで脳が巨大化し、独自の進化を遂げ始めた。それは今日の高度な文明を築き上げさせたが、同時に人類にとって「負の遺産」とも言うべき様々な「病の種」も人体の中に埋め込まれてしまった。その中でも人類にとって最大の脅威の病が“がん”なのだ。
“がん”は、日本では1981年から死因のトップとなり、2010年度は死因の約3割を占めている深刻な病気だ。“がん”は、多細胞生物に宿命の病と言われてきたが、自然界の動物では、ほとんど見つかっていない。人類に一番近いとされているチンパンジーでさえ、“がん”で死ぬ個体は極めて稀だという。では、なぜ人類だけが、これほど“がん”になり命を落とすのか。その答えは、人類の脳の巨大化にあった。人類は二本の足で立つことで、脳を巨大化させ、やがては農耕や牧畜の発明へと繋がり、今日の高度な文明を築き上げるまでになったが、その陰で、 “がん”を増殖させ続ける遺伝子、“がん細胞”の栄養源を大量に作ってしまう仕組み、そして“がん細胞”の増殖を防いできた体内物質の減少など、負の遺産として、宿命として“がん”になる種が埋め込まれてしまったのだ。
番組では、がんにどう向き合い、闘っていけばよいのか、700万年に及ぶ進化の過程からひもといていく。
なお、番組シリーズでは、次回26日の第2集は“脳卒中”、10月放送予定の第3集は“心臓病”、同じく10月放送予定の第4集では“うつ病”を取り上げる。
予告動画は番組サイトで、見逃し配信はNHKオンデマンドで明日20日よりスタート。
◇NHKスペシャル“病の起源” 第1集「がん~人類進化が生んだ病~」番組特設サイト
◇NHKオンデマンド 「NHKスペシャル」“病の起源” 第1集「がん~人類進化が生んだ病~」視聴ページ