証拠は最初からそこにあった！前回は、女性漫画家の悲しい思い込みが殺人を起こしてしまったが、今夜28日（火）9時から放送の「福家警部補の挨拶」第3話「プロジェクトブルー」は、福家警部補（檀れい）が、ロボットフィギュアの贋作にまつわる殺人の犯行の手口を暴く！予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

フィギュア造型家で、スワンプ・インプ社長の新井信弘（北村有起哉）は、大手玩具メーカーの丸吉とコラボ企画として、『銀河戦士ブルーマン』の新フィギュアの造型を新井が製作するという大きなプロジェクトを進めている。新井の会社に品物を納める塗料会社の小寺浩二（中山祐一朗）も興味津々。『ブルーマン』のデザインが決定し、試作品を急ぐ丸吉に、新井は一晩で作ると約束。しかし、新井は制作を始めるのではなく、フリーの造型家、西村浩（片桐仁）の作業場へ向かった。
十数年前、丸吉の限定品でマニア間では高値で売買される『ミリバール』というロボットフィギュアの贋作が出回る事件があったが、西村は、新井が贋作を作ったということを嗅ぎ付け、彼をゆすっていたのだった。
新井は持参した本物の『ミリバール』と偽物の交換でけりをつけようとするが、西村から執拗に金を要求され、思い余って西村を撲殺。そこに塗料を届けに来た小寺がが、西村の死体を発見し、パニックで立ち去ってしまう。物陰に身を潜めていた新井はあることを思いつく。
翌早朝、臨場する石松和夫警部（稲垣吾郎）たち。後から現れた福家警部補に、石松は苦い顔。二岡友成（柄本時生）から殺害状況を聞いた福家の頭の中には多くの疑問が浮かぶのだった。一方、石松たちは西村が最後に電話した小寺に容疑者の目星をつけた。

女コロンボもすっかり板について檀れいだが、そんな彼女に何かと嫌味な物言いをする上司の石松警部役を担当するのは、国民的アイドルグループ・SMAPの稲垣吾郎。俳優としても様々な役をこなしている稲垣だが、子供の頃から、クリント・イーストウッドの『ダーティーハリー』をいつもまねするほど、刑事物やアクションが大好きで、今回も大喜びでオファーを受けたとのこと。
稲垣が演じる石松は、真面目にコツコツとやってきたたたき上げの刑事タイプ。一方、部下の福家は、気になることをとことん突き詰め、勘の鋭さで直感で“この人が犯人”ってわかってしまうタイプ。今のところは、福家に対して嫌味な上司を演じているが、実際のところは、彼女の才能をうらやましく感じている。そんな複雑な感情を稲垣がどう演じるのかも本作の見どころだ。最終回までには、今二人が協力し合って大きな事件を解決するのかも？

「福家警部補の挨拶」第3話は、28日（火）夜9時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。公式サイトには、出演者のインタビューや相関図、ドラマ特製グッズが当たる「オンエアクイズ」があるので、チェックをお忘れなく。

◇フジ「福家警部補の挨拶」番組公式サイト