武士か商人か、自分は何者なのか？前回は、武士の息子が寒天問屋・井川屋の主人・和助（津川雅彦）に命を救われ、悩みながらも、松吉という名前で丁稚奉公することに！17日放送の第2話では、厳しい寒天場で働いた経験が役に立つが…林遣都のかわいい丁稚姿が見られるNHK木曜時代劇「銀二貫」第2話のあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

舞台は大坂天満だが、撮影がおこなわれたのは、京都の太秦、松竹撮影所。「スタッフブログ」では、撮影の様子が写真付きで詳しく紹介している。松吉の人生を大きく変えることになる真帆の少女時代を担当する芦田愛菜のかわいい写真も公開されている。第2話では、真帆との再会もあるのでお楽しみに。

■第2話「商人（あきんど）の誇り」
天満宮に寄進する「銀二貫」を貯めるため、仕事に精を出す井川屋に高級料亭が得意先になるという朗報がもたらされる。
そんなある日、配達に行った松吉（林遣都）は山城屋（渋谷天外）から意外な噂を耳にする。それは、井川屋が老舗の料亭「浮舟」にだけ高級な伊豆産の寒天を卸し、他の店には安い寒天を卸しているというのだった。松吉は自分が昔、寒天場で修行していたことを話し山城屋の誤解を解くが、逆に山城屋から自分が井川屋を疑ったことを和助（津川雅彦）に言わないで欲しいと頼まれる。

「この作品は、僕の宝物になる」と、インタビューで答えていた林遣都。そんな林は、時代劇が初めてとは思えないほどカツラも似合っており、セリフ回しもなかなかのもの。津川雅彦をはじめとしたベテラン陣の安定感のある演技や芦田愛菜の愛らしさにすっかりドラマの世界に引き込まれてしまったが、ドラマをさらに面白くしたのが、普段は犬の姿で町内を歩き回る天神さんの狛犬の語り。担当したのは、お笑いタレントの“ぐっさん”こと山口智充が声の担当。もともと声のよいことでは定評があり、ディズニー/ピクサーの映画でも吹き替えを担当したほどの美声の持ち主だが、彼のマイルドな声で話す大阪弁が実に心地よく、第2話の放送が楽しみだ。

「銀二貫」は、NHK総合にて毎週木曜日夜8時から放送。予告動画と会見動画は、「NHK注目番組ナビ」のページで視聴できる。再放送は、総合で翌週(水) 午前1時25分～2時8分（火曜深夜）、BSプレミアムでは翌週(木) 午後0時00分～0時43分。
また、本放送の翌日からNHKオンデマンドで見逃し配信をする。