老老介護に疲れた元刑事の悲しい恋…「珈琲屋の人々」第3話で喪服の木村多江に高橋克典が土下座!予告動画

2014年04月19日18時00分ドラマ

「珈琲屋の人々」は、喫茶店に集う常連客の悩みや事情に向き合いながら、主人公の許されない愛を静かに優しく描くドラマ…20日(日)放送の第3話では、介護に疲れた常連客の英次(小林稔侍)を通して、人口の4人に一人が65歳以上の高齢者となった日本の厳しい現実を見つめることに…また行介(高橋克典)が自分と冬子(木村多江)の因縁を知ることにもなる!番組公式サイトで予告動画が公開されている。

「珈琲屋の人々」は、珈琲豆を取り出す音、挽く音、高橋克典がサイフォンで淹れるコーヒーが飲みたくなる喫茶店がメイン舞台のドラマ。行介は行きがかり上、喫茶店に集う常連客の悩みや事情を毎回解決することになる。
前回は、町内に住む女子高生の省子が家の借金のために売春をしようとしたが、直前で思いとどまり逃げ出した。元締めをしている同じ女子高生の弓代から違約金を請求されてしまい、困った省子は珈琲屋に行介に借金を頼む。そこに元締めの弓代がやってくる。
コーヒーを飲みに来て居合わせた冬子に、「なぜこんなことをしているのか」と聞かれた弓代は、「かつて行きずりの男に犯されたことを話し、他の女子高生たちも自分と同じ目に遭わせたかった」と告白。「こんなことを続けていけば自分の未来までを汚すことになる」という冬子。行介は「殺人を犯した手で入れたコーヒー」だと言いながら、コーヒーを差し出し、「今ならまだ間に合う。一杯のコーヒーが人生を変えることもある」と、言葉少なに語った。弓代は、違約金を受け取らずに喫茶店を飛び出した。

こうして、ピンチの省子は救われ、家族と一緒に力を合わせてやり直す決心をしたが、結局、行介は自分がかつて人を殺めたことを冬子に告白した形になった。そんな行介が第3話で冬子が自分が殺してしまった男の妻だと知ることになる。

■第3話「恋までの距離」あらすじ
常連客の元刑事・英次(小林稔侍)は最近、妙に明るい。英次が介護中の妻を差し置いて、カラオケ教室の美人教師(有森也実)と恋しているとの噂があった。一方、行介(高橋克典)は、冬子(木村多江)に前科者だと告白したことを悔やんでいた。悩んだ末、行介はあらためて冬子に会い、自分について語り始める。その誠実さに心をひかれていく冬子。そして、冬子の夫の命日がやってくる。墓参りで冬子が出会ったのは、夫を殺した男・行介だった。

しっとりと描かれるストーリー展開の中で、行介と冬子が静かに交わす会話の一言一言が胸にしみわたるが、そんな中毎回、小出しにされる珈琲トリビアも楽しい。

NHKBSプレミアムドラマ「珈琲屋の人々」は、毎週日曜日夜10時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。


NHKBSプレミアムドラマ「珈琲屋の人々」番組公式サイト