24日、NHK時代劇「銀二貫」第3話で、真帆(芦田愛菜)が松吉(林遣都)にフォーリンラブ!?予告動画-NHK

2014年04月23日20時00分ドラマ

背筋をピンと伸ばして堂々と歩く丁稚の松吉(林遣都)が、井川屋主人の和助(津川雅彦)をはじめ、番頭の善次郎(塩見三省)から商人として鍛えられ成長していくNHK木曜時代劇「銀二貫」、明日24日(木)夜8時からの第3話は、真帆(芦田愛菜)の松吉へのほのかな恋心を描く…第3話のあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回の第2話では、味噌を焼いて貧乏神を「追い出す」儀式などで大笑いしたが、松吉が世話になっている井川屋に多大な迷惑をかけてしまう深刻な事態に物語は展開。老舗の料亭「浮舟」の寒天の産地偽装に絡んで、松吉が幼い頃から教え込まれた武士としての信義を通したために、井川屋を風評被害に遭わせてしまったのだ。歩き方や言葉遣いだけでない、武士と商人の違いをまざまざを見せつけられた松吉に、和助が静かに話して聞かせる場面でホロリとなった視聴者も多かったのでは?さらに、そんな丁稚らしくない松吉に対する不満を爆発させた兄貴格の丁稚たちが乏しい井川屋の米まで持ち出して夜逃げ…。とことん落ち込んだ松吉の前に現れたのは、少女の真帆(芦田愛菜)。「浮舟」に嫌気がさした元・板前の嘉平(ほっしゃん。)のひとり娘として登場。いよいよ本格的に物語に絡んでくる今夜放送の第3話では、松吉との距離がまた一歩近づく。

■第3話「ふたつの道」
寒天の産地を偽装していた高級料理店「浮舟」に嫌気がさした元・板前の嘉平(ほっしゃん。)は一人娘の真帆(芦田愛菜)とともに料理屋「真帆家」を開業。真帆は寒天を配達しに来る井川屋の丁稚・松吉にほのかな恋心を抱き、松吉も健気な真帆にしだいに心を許すようになる。そんな中、お里(いしのようこ)の義父が亡くなり葬儀のため暇を取ることになる。お里の留守の間、新しい女衆を雇うことになった井川屋だったが…。

今クールも、民放各局では殺伐とした刑事ドラマが多い中、この「銀二貫」は、しんみりと日ごろの喧騒を忘れさせてくれる逸作だ。関西風情たっぷりの空気感の中でゆっくりと展開するドラマでは、第2話にして早くも津川雅彦の「どあほう」にしびれてしまった。信心深いがために、松吉のために銀二貫を天満宮に寄進できなかったことを恨み、ことごとく松吉に厳しくあたる番頭の善次郎の男気にも感動させられた第2話。果たして第3話ではどんな感動を与えてくれるのか?明日の放送が待ち遠しい。

「銀二貫」は、NHK総合にて毎週木曜日夜8時から放送。予告動画と会見動画は、「NHK注目番組ナビ」のページで視聴できる。再放送は、総合で翌週(水) 午前1時25分~2時8分(火曜深夜)、BSプレミアムでは翌週(木) 午後0時00分~0時43分。
また、本放送の翌日からNHKオンデマンドで見逃し配信をする。


NHK注目番組ナビ(予告動画と会見動画)公開
NHK「銀二貫」番組公式サイト
NHKオンデマンド「銀二貫」視聴ページ