大王製紙、「elis Megami」有村架純出演TVCM、メイキング、メッセージを公開

2014年04月24日19時30分商品・CM

大王製紙は、生理用品「elis(エリス)Megami」の有村架純が出演するTVCM「ペンキ塗り」篇、メイキング、メッセージを公開した。
同商品のイメージキャラクターには、新たに有村架純を起用し、彼女が、肌に優しく、どんなときでも快適に過ごせるようにリニューアルされた同商品の使い心地の良さを表現する。

TVCMは、有村架純演じる主人公の部屋が舞台。彼女は、ジッと部屋の壁と対峙し、次の瞬間、こすれて荒れている壁をペンキで真っ白に塗り替えていく。彼女がローラーを転がして塗り進めると、先日の恋人との苦い思い出がよみがえる。
それでも、踏み台を使って高いところまでペンキを伸ばしていくと、少しずつ気持ちもほぐれ、「弱い私は、もうやめた」と気持ちが明るくなり、硬く真剣だった表情も次第に明るくなっていく。
彼女は、「負けるな、私」と気持ちもすっきりし、塗り終わった壁を満足そうに見つめる。

撮影は、東京都内近郊のハウススタジオで行われた。ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」「MOZU」が放送中で、映画「女子ーズ」が6月7日から公開される有村架純が、ラフにまとめた髪を揺らし「おはようございます!」とさわやかに現場入り。
最初に撮影されたのは、CMストーリーのラストとなる気持ちもすっきりした明るい表情のシーン。ストーリーの最後から進められたため、「気持ちの流れを逆算しながら演じるのが難しかった」と言うが、表情だけの“無言の演技”でもすんなりOKが出る。
屋外での回想シーンでは、「3年付き合った恋人に突然別れを告げられる」という設定だけが与えられ、恋人役の俳優とのアドリブトークを展開することになる。
「好きな人ができたの? ちゃんと説明して」と真剣な口調で問い詰めたり、笑いでごまかしながらも悲しそうな表情を見せたり・・・。ほんの短いシーンの中にも、彼女の抜群の演技力が光り、ほとんどNGを出すことなく撮影は順調に進む。

今回1番の見せ場でもあるペンキ塗りシーン。ローラーを使って本物のペンキを壁一面に塗っていくが、彼女は職人さんから塗り方をレクチャーしてもらい、試し塗り用の壁で練習に励む。
彼女は、コツをつかんだようにどんどん塗り進め、「全部塗りたくなっちゃう(笑)」と隅々まで一気に塗っていく。練習はバッチリで、いざ本番。1度塗ったらもうその壁面は撮影には使用できない一発勝負の連続で、現場に緊張感が漂う。
彼女は、強い決意を持って壁に向き合う主人公の気持ちを表現するように、高いところになると爪先立ちになりながらも力強く塗り進める。静けさの中、ローラーを壁に走らせる音だけが室内に響く。
監督から「もっと高いところ!」とリクエストの声が飛ぶと、彼女は、片足立ちで一生懸命に、そして、迷いなくローラーを走らせていく。カットを細かくかけずに長回しで撮影されたペンキ塗りシーンは、壁がほぼ真っ白に塗られた状態になったころに「カット」の声がかかり、無事終了となった。
2階の窓からさわやかに外を見るシーンでは、彼女は1階の外にいる撮影隊に笑顔で手を振る。日没までに撮影しなくてはいけない時間との勝負の現場だったが、彼女のふんわりした空気にスタッフ一同心が癒される。
セリフを録音するオンリー収録も含め、すべてのシーンを撮り終え「オッケーです!」と拍手を向けられると、彼女は満面の笑顔を見せる。彼女は、室内を仕切っている壁の裏側に居たスタッフ1人1人にまで回り込んで丁寧にお礼を伝えてから現場を後にした。
メイキングでは、こうしたCM撮影中の様子を見ることができる。

彼女は、「きょうは、壁にペンキを塗る作業をして、初めてだったのですが、すごく楽しかったです。
落ち込んでいる気持ちから始まり、どんどん前向きになって、最後には晴れやかな気持ちになるという感情の流れを撮影したのですが、1番最後のカットからの撮影だったので、前の落ち込んでいるところから少しずつ明るくなるというところをうまく逆算しながら演じるというのがちょっと大変でした。
(ペンキ塗りは)すごくきれいにペンキがついてくれたので、『サー』って塗れて気持ち良かったです。
私は、友だちとか家族とか、人と話したりすることで、気持ちがすごくリフレッシュできるのでいつもそういう風に気分転換しています。
虫にはすごく弱くて・・・。特に、お家に潜んでいるやつ! あれが現れたときは、飛び跳ねるくらい嫌ですね。苦手です。“黒いやつ”です(笑)。
(絶対人には負けないというところは)風邪引かないことですね! やっぱり、体調管理が大事だと思うのですが、体調不良になることがあまりないです。いつもぴんぴんしています。
私の部屋の壁も白いんですけど、持っているものは茶色っぽいものが多くて、帰ってきて落ち着くような空間になっていますね。
大きな鏡の横にキャンドルみたいな、電気でろうそくがついているインテリアグッズやランプが置いてあって。そこら辺を見て寝る前にリラックスするという、そんな空間があります。
落ち込むときはすごく落ち込みますし、なかなか気持ちをすぐに前向きに切り替えるというのができているようでできていない感じなのですが・・・。そういうときは、やっぱり、人と会話したりします。母に電話したりとか、友だちに聞いてもらったりとか。
あんまり人に相談はしないんですけれど、我慢できなくなったときとかに、そういう風に話したりすると『よし、頑張ろう!』って思います」と語っている。
メッセージでは、これとは別に彼女からのメッセージを聞くことができる。

大王製紙「elis Megami」CMライブラリー