婦人画報110 周年記念「つくろう!日本の手仕事の未来」P本格始動!第一弾は鏡師・山本晃久の手作り魔鏡!動画

2014年05月30日11時43分暮らしと文化

株式会社ハースト婦人画報社(本社:東京都港区、代表取締役社長&CEO:イヴ・ブゴンwww.hearst.co.jp)発行の月刊誌『婦人画報』は、2015 年に創刊110 周年を迎えます。これを記念し、美しい日本の伝統を未来へとつなげるプロジェクト「つくろう!日本の手仕事の未来」を発足し、5 月31 日より本格始動!読者参加型の事業も展開し、その第一弾に鏡師・山本晃久の『世界最大・手づくりの魔鏡』製作プロジェクトに決定!プロジェクト公式サイトも本日30日オープン!YouTubeではで山本氏の作業する様子が動画で観ることができる。

このプロジェクトは、日本最古のメディアの一つである『婦人画報』にとって、伝統産業・工芸の価値と存続の危機にある現状を、世の中に広く知らせてゆくことが、大きな使命であるとい魔鏡う考えのもとに発足した。長年に渡り培ってきたネットワークを活かし、未来に残すべき“価値ある伝統産業・工芸”を選定し、その危機を広く発信し、未来へとつないでゆく、長期的な取り組みを目指す。
2014年5月31日発売・7月号にて全国58の伝統産業・工芸を緊急特集し、その内の一つを、女性誌単独としては初めてとなる、クラウドファンディングを活用した読者参加型の事業として支援。
魔鏡その読者参加型クラウドファンディング事業の第一弾が、鏡師・山本晃久氏の『世界最大・手づくりの魔鏡』製作プロジェクトに決定した。
「魔鏡」は、神秘性を兼ね備えた美しさをもつ伝統工芸であるにも関わらず、絶滅の危機に瀕している。現在、手作りで魔鏡製作を行うのは、京都にある山本合金製作所のみ。鏡師の技術は山本家の当主にのみ伝えられている“秘技”となっている。
プロジェクトに共感した読者から製作資金を募り、目標金額に達するとプロジェクトが成立。完成した『世界最大・手づくりの魔鏡』を通して、より多くの方々に「魔鏡」の存在と魅力を知ってもらうことで、この産業を守ってゆきたいと考えている。具体的には、京都での展示後、震災で社を失った岩手県陸前高田の今泉天満宮に奉納する予定。
『婦人画報』では、第一弾を皮切りに、“未来に残すべき価値あるもの”を、続々発信していくとのこと。
今後は工芸に限らず、クラウドファンディングを通じて伝統を未来へつなぐとともに、伝統の中から新たな価値を創造していく。

「つくろう!日本の手仕事の未来」プロジェクト 公式サイト
YouTube「世界一大きな魔鏡造りプロジェクト」(動画)