サントリー、「ボス レインボーマウンテンブレンド」TVCM「地球調査シリーズ」夏目三久、マツコ・デラックス出演TVCMを公開

2014年06月03日10時06分商品・CM

サントリー食品インターナショナルは、ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズのTVCM「地球調査シリーズ」の、夏目三久、マツコ・デラックスが出演するTVCM「黒ドレスの女」篇を公開した。
同シリーズは、とある惑星からやってきた宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら、未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」。
今回は、番外編となる「黒ドレスの女」篇を作成し、ゲストに夏目三久とマツコ・デラックスを迎えた。

TVCMは、夜景をバックに、心地良い風が吹き抜ける会場で、宝石会社の華やかなパーティが催されている。そこへスペシャルゲストで招かれていたのは夏目三久で、司会者がステージ上で大勢の参加者を前に「いやーきれいですね、お美しいですね!」と彼女を絶賛するなどトークを展開している。
「この惑星では見た目が9割と言われている」というナレーションがインサートされ、パーティのウェイターとして潜入調査中の宇宙人ジョーンズが映る。一方、壇上から降りた夏目三久は、「かわいい~」と声を合わせ興奮する参加者に写真撮影をせがまれる。
ジョーンズが厨房へと続くほの暗い通路を歩いていると、突然、何者かからの攻撃を受け、体操の床運動のようなアクロバティックな動きでかわす。ジョーンズは、間一髪の反応にもかかわらず、その間もグラスを乗せたトレイは常に水平をキープし、見事な2回宙返り1/2ひねりで着地する。
すると、「つかれるわー。」とため息交じりのセリフとともに、夏目三久が待ち構えている。実は、その正体は、宇宙人ブラックレディーだった。彼女は、「パッと見だけでチヤホヤするのよね・・・」と説き、次第にマツコ・デラックスに変身していく。
ジョーンズは「やっぱり、お前か」と全く驚かないが、マツコ・デラックスは「もういいじゃないの、こんな惑星」と問いかける。それに対して、ジョーンズは、静かに「いや、まだだ・・・」とつぶやく。
最後は、ジョーンズが「ボス 無糖ブラック」、マツコ・デラックスが「ボス シルキーブラック」を飲みながら、ジョーンズが「ただ、この惑星の美人は、たいてい、宇宙人だ」と本日の調査報告を締めくくろうとすると、マツコ・デラックスが「化けると窮屈なのよね!」とぼやきながら、また夏目三久の姿に戻っていく。

撮影は、ジョーンズが、芝居はもちろん、セリフにも一切の妥協を見せないだけに、正体を明かした夏目三久に「やっぱり、お前か」と日本語で語りかけるシーンでは、すっかり定着しているジョーンズ専用のカンペに、「YAPPALI OMA-EHKAH」と自ら書き込み、繰り返し発音を練習する姿が見られた。
ジョーンズ自身、信頼を寄せる監督の期待に応えたいという思いが撮影中もひしひしと伝わってきており、ニコニコしながらOKテイクの映像を確認する監督を見て満面の笑みを浮かべる場面もあった。
夏目三久は、ジョーンズと初対面の際、英語で「お会いできて光栄です。いつもあなたの作品を見ていて、こうしてお会いできる日を楽しみにしていました」と挨拶。
それに対して、ジョーンズは「そんなに好意的な言葉をかけていただいて、とてもうれしいです」とにっこり笑い、「さぁ、一緒に行きましょう」と夏目三久をカメラの前までエスコートしていく。
夏目三久は「こういう撮影は慣れていないので不安でしたが、ジョーンズさんのお陰で緊張が解けました」と語り、その紳士的な振る舞いには感動すら覚えている様子だった。
マツコ・デラックスは、カメラの前にスタンバイするやいなや、編集上の都合もあり、事前に撮影した夏目三久をトレースしたようなアクションをしてほしいと伝えられ、「せっかくなら私に合わせてほしかったわ。(夏目三久は)動きが大げさなのよね」とぼやき、早くも宇宙人ブラックレディーの役になりきってブラックな発言をしていた。
それでも、本番が始まると、その場の状況にふさわしいポーズを提案し、セリフもマツコ流にアレンジ。様々な制約がある中で、自分ができる精一杯の芝居を追求する真摯な姿勢が垣間見えた。
そんなマツコ・デラックスのテンションが上がっていたのが、やはり、ジョーンズと初めて顔を合わせた場面。「よろしくお願いします」と握手を交わし、「かっこいいわ~」とうっとりした眼差しを向けると、現場のあちこちからくすくすと笑い声が聞こえてきた。

サントリー「ボス レインボーマウンテンブレンド」TVCM「宇宙人ジョーンズ・黒ドレスの女」篇