交流重賞「第16回ジャパンダートダービー」枠順決定、当日生中継!

2014年07月06日18時30分スポーツ

交流重賞「第16回ジャパンダートダービー(JpnI)」(7月9日、大井2000m)の枠順が発表された。3歳No.1決定戦。
出走馬13頭の内訳は、南関東4頭、JRA6頭、他地区3頭。南関東3歳最強馬に他馬が挑む。
大井のハッピースプリントは、ダート8戦8勝。「羽田盃」(大井1800m)1.0秒差1着、「東京ダービー」(大井2000m)0.8秒差1着で、このレースで南関東史上8頭目の三冠馬をめざす。また、既に2歳時に「全日本2歳優駿(JpnI)」(川崎1600m)を0.3秒差で制しており、このレースを勝てばJpnI2勝目となる。楽勝だった東京ダービーの勝ち時計は2分5秒9で、このレースの勝ち時計は最近6年は2分4秒5から2分5秒3で推移しており、時計面での裏づけもある。三冠が濃厚。
JRAのランウェイワルツは、「伏竜ステークス」(中山1800m)を追い込んで0.0秒差で勝つと、続く前走の交流重賞「兵庫チャンピオンシップ(JpnII)」(園田1870m)も中位から伸びて0.0秒差で惜敗した。このレース3連勝中のJRAの出走馬中では代表格で、ハッピースプリントを前に見ながらレースできるのも強み。負かすまでは難しいものの、2着争いの筆頭になる。
JRAのメイショウパワーズは、「ヒヤシンスステークス」(東京1600m)0.1秒差2着、伏竜ステークス0.4秒差5着、「端午ステークス」(京都1400m)0.0秒差1着、「ユニコーンステークス(GIII)」(東京1600m)1.4秒差9着と、JRA3歳ダートの王道路線を歩んできた。ユニコーンステークスは案外だったが、ランウェイワルツとはヒヤシンスステークスで0.6秒勝ち、伏竜ステークスで0.4秒負け。ほぼ互角で、順調度の差だけ。
金沢のケージーキンカメは、このところナムラダイキチ、サミットストーンなど有力馬を輩出する金沢の星。JRAでは5戦5敗で惨憺たる成績だったが、金沢に転厩してからは6戦6勝ですべて圧勝と破竹の勢い。前走の「東海ダービー」(名古屋1800m)も、好位追走から4角先頭で1.3秒差で快勝した。先行しての流れ込みに期待したい。
JRAのカゼノコは、芝で5戦未勝利、ダートで2戦未勝利と、未勝利脱出に8戦を要した。それでも、3走前の「毎日杯(GIII)」(阪神・芝1800m)1.7秒差10着を除くと、ダートではここ4戦で3勝2着1回。しかも、前走はオープン特別の「鳳雛ステークス」(京都1800m)を豪快に追い込んで0.2秒差で制している。有力馬が早めの競馬をしそうで、末脚勝負に徹すれば上位に入れる。
JRAのノースショアビーチは、芝で5戦未勝利だが、ダートに転じてからは4戦3勝。前走はオープン特別の「青竜ステークス」(東京1600m)を0.1秒差で逃げ切っている。実力的にはカゼノコと互角だが、うまくハナを切れても先行する有力馬の目標になりそう。単騎逃げで4コーナーまでスンナリと逃げられれば前残りも考えられる。

「ジャパンダートダービー」枠順
レース当日の生中継