主婦・紗和（上戸彩）のイケない恋心は北野（斎藤工）の拒絶で儚く散ったかに思えた前回だったが…今夜放送の「昼顔～平日午後３時の恋人たち～」第3話で、2人は偶然再会！利佳子（吉瀬美智子）もまた加藤（北村一樹）と一線を越える展開に…アブナイ予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回は、ハムスターの家出（？）にかけて、結婚5年にして紗和役の上戸彩からリアルな主婦の不満が一気にまくしたてられた。そんなセリフに膝を打った視聴者も多かったのでは？前回も脚本家・井上由美子のセリフは冴えていた。不倫を疑う姑に言い訳しながら心の中のつぶやき…「女性的な夫が男らしく殴り掛かって来るかも」という一言が、外出前の夫の日焼け対策の演出と相まって紗和のセリフに一層のリアル感を持たせた。視聴率でも、軒並みダウンした新番組の第2話の中で、0.2ポイントと微増ながらアップ。これから本格的に動き出す不倫に、今後ますますの視聴率アップが見込めそうだ。

■前回あらすじ
姑の慶子（高畑）に、利佳子（吉瀬）の元不倫相手・智也（淵上）や教師の北野（斎藤）と一緒のところを見られた紗和は、夫・俊介（鈴木）と姑の前で「単なる知り合い」と釈明するも、結局は利佳子まで呼び出して事情説明するはめに。とはいえ、紗和の心の中の北野の存在はどんどん膨らんでいった。
一方、加藤（北村）に「あなたに美しさを感じない」と肖像画の書き直しを断られてしまった利佳子は、ますます彼に興味を持つ。そんな加藤は、仕事の打ち合わせの後、利佳子の夫で編集長の徹（木下）から飲みに誘われるが、「寂しさと怒りでいっぱいの奥さんを誘うように」と言い放ち、それを断った。
高校で生物を教えている北野は研究者として優秀だったが、人間関係がうまくいかず教職に就いた。1歳年上の妻は研究室に残っており、妻から准教授になるという話を聞き、祝福しながらも複雑な気持ちに。
智也は、利佳子を取り戻すために、紗和と同じスーパーで契約社員として働き出していた。それを利佳子に伝えた紗和は、日常の不満を不倫で解消することで家族の平穏を保つのは悪いことではないと言い張る利佳子に反論するが、逆に紗和も今の生活に不満を抱いているはずと言い当てられてしまう。「友達が嫌なら共犯者になって」と言う利佳子は紗和の携帯で北野にワンコール。紗和もまた利佳子の携帯で加藤にワンコールを入れてしまった。それがきっかけで利佳子と紗和はそれぞれ気になる相手と逢うことに…。

■第3話
降りしきる雨の中、北野（斎藤）にキスしようとして拒まれた紗和（上戸）は、激しい自己嫌悪に陥りながら帰宅。 同じころ、肖像画を描いてもらうために加藤（北村）のアトリエを訪れていた利佳子（吉瀬）は、服を脱ぐように指示されたものの、どうしても最後まで脱ぐことができない。加藤は、そんな利佳子に、暇を持て余している奥様の相手をしている時間はない、と言い放つ。
その夜、帰宅した夫・俊介（鈴木浩介）が、パソコンで作ったハムスターの迷子チラシを見せるが、北野から拒絶された苛立ちから、ハムスターを逃がした私へのあてつけなのか、とつい俊介に怒りをぶつけてしまう。
数日後、紗和のもとに利佳子も男に振られてしまったという電話が入る。
紗和がパートをしているスーパーでは、七夕飾りの準備をしていた。智也（淵上）は、利佳子が早く夫と別れるように、と短冊に書くと、紗和にも何か書くように勧めた。紗和は幸せそうに見えない、というのだ。
紗和がパートを終えて帰路につくと、雨が降ってきた。後を追いかけてきた智也は、彼女に傘を差し出した。一緒の傘に入り、軽口をたたき合うふたり。するとそこに北野が現れて…。

主題歌の「他人の関係feat.SOIL&“PIMP”SESSIONS」が劇中効果的に挿入されるドラマは、毎回のエンディングも秀逸。思わず身を乗り出して観いってしまうが、今夜の予告動画も強烈だ。いよいよ利佳子の新しい不倫が始まる。
不倫ブームに拍車をかけてしまうかもしれない危険なドラマ「昼顔～平日午後３時の恋人たち～」は、フジテレビにて毎週木曜日夜10時から放送。第3話は31日、予告動画は番組サイトで、スペシャル動画や衝撃的なタイトルバックも公開されている。

◇フジ「昼顔～平日午後３時の恋人たち～」番組公式サイト