ヤクルト、大泉洋とヤクルトレディのCMドラマ「いい毎日には、ヤクルトさんがいる。」を公開

2014年07月31日18時50分商品・CM

ヤクルト本社は、主演映画「ぶどうのなみだ」が10月4日から公開される大泉洋を起用した「ヤクルトレディ」の新TVCM2本をスペシャルサイト「いい毎日には、ヤクルトさんがいる。」で公開した。
TVCMは、誕生から51年を迎えるヤクルトレディの活動を、改めて広く知ってもらうために制作。ただ商品を届けるだけでなく、笑顔や気づかいなど地域の人々とのコミュニケーションを大切にしているヤクルトレディならではの魅力を、様々な角度から紹介していく。
キャッチコピーは、「いい毎日には、ヤクルトさんがいる。」で、ヤクルトレディを見かけた会社員役の大泉洋の声であると同時に、ヤクルトレディがお客さんの健康な毎日をサポートする存在になれるようにという思いが込められている。
ヤクルトレディは、昭和38年から採用された同社独自の宅配システムで、そのほとんどが家庭の主婦であり、多くが独立した事業主で、食品衛生や商品の基礎知識について十分な研修を受けている。現在は、3万8899人が活躍している。

TVCMは、下町にある小さなメーカーの(株)玩具の大洋堂に務める入社歴18年の営業マン(大泉洋)が主役。おもちゃの企画開発から営業まで何でもこなす課長代理であり、ちょっとヌケているところはご愛嬌。
彼は、仲の良いアットホームな会社のムードメーカー的存在であり、部長の加藤とは仕事帰りによく飲みに行く間柄。大恋愛をして結ばれた可憐な妻と、3歳になるやんちゃな息子がいる。
TVCMのポイントは、どこにでもありそうな話。会社に勤めて18年。いろいろと分かっているつもりではあるけれど、本当に分かっていると言えるのか? そんな疑問も湧いてくる男40歳。そこでちょっと視野を広げてみる。ヒントはいろんなところにあるはずだ。
たとえば、毎日会社に来るヤクルトさん。「どうして彼女のまわりは、いつもあんなにほんわかしているんだろう?」。そこで、大泉洋は、大切な何かに気づく。そんな日常の一部を切り取ったCMが、第1話「笑顔のチカラ」篇、第2話「手から手へ」篇以降も展開されていく。
大泉洋は、「笑顔のコミュニケーションや、直接、手から手へ商品をお届けすることなど、ヤクルトレディの魅力について、あくまでも会社員役の大泉さんが感心して思わずつぶやくひと言に、視聴者のみなさまからも『確かにそうかも・・・』という共感を持っていただけるCMになっています」と語っている。

撮影は、大泉洋扮するおもちゃメーカーの営業マンが、上司に注意されるシーンからスタート。自信を持って提案した企画書に、どうやら間違いがあったらしい。
役の上とはいえ、彼がへこんでしまっていないかな? と思いきや、撮影の待ち時間には「ジョア、クルトジョア、誰のもの~♪」となじみのメロディの口笛が聞こえてくる。彼は、ちょっぴりうっかりさんな役どころを楽しんでいるようだ。
彼が演じるのは、後輩に慕われ上司には頼りにされる熱意あふれる営業マン。CMとしてではなく、ドラマの続きが見たくなるような内容だ。撮影現場のところどころに、昔なつかしいおもちゃたちがある。水でっぽうに、パンチガン、レアもののプラモデルも。彼も、思わず手にとって遊んでいた。
自分の演技をビデオで確認する彼は真剣そのもの。「ここ、笑っちゃうっていうのもありかな?」とアクションや声のトーン、間の取り方など、ひとつのシーンにもいろいろな表情を見せる。どの演技も面白く、CMですべてを見せられないのが残念なほどだった。

ヤクルト「いい毎日には、ヤクルトさんがいる。」スペシャルサイト