バスジャック犯(長塚京三)の人生を変えた悲しい事故とは?小泉孝太郎主演「ペテロの葬列」前回あらすじと第9話予告動画

2014年08月31日20時00分ドラマ

杉村(小泉孝太郎)と間野京子(長谷川京子)が親しげに話し込んでいるのを見た菜穂子(国仲涼子)は思わず会場から逃げ出した…そしてついにバスジャック犯(長塚京三)に頼まれて慰謝料の送り主に会うことができた!明日9月1日(月)放送のTBS月曜ミステリーシアター「ペテロの葬列」第9話では、送り主・多恵(冨士眞奈美)からバスジャック犯の本名や彼の人生を一変させた事件いついて語られる!前回のおさらいと第9話のあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

いよいよ杉村(小泉)と菜穂子(国仲)の仲がおかしくなり始めた。菜穂子は夫を信じながらも京子(長谷川京子)と親しげな姿を見るのが辛い。自分が夫と京子を引き合わせただけに、なおさら辛いのかもしれない。また、予告動画では、原作にあった通りのバスジャックの予告もあり、原作を読んだ方には杉村夫婦の結末が見えてきたのでは?

■前回あらすじ
亜子(堂珍敦子)のレストランのオープニングパティーで、杉村(小泉孝太郎)の傍を離れた菜穂子(国仲涼子)の代わりにいたのは、間野京子(長谷川京子)だった。親しげな二人の姿をみた菜穂子は、そのままパーティーには戻ってこなかった。帰宅した菜穂子に何があったのかと事情を聞く杉村に、泣きながら、自分が関知しないバスジャック関連事件にかかりっきりの杉村に、自分もバスジャックに遭えばよかった。一緒に仕事ができる京子がうらやましいと、寂しい胸の内を吐露。杉村も、家庭をおざなりにしたことを反省した。そして、慰謝料を受け取るしかない事態になったことで辞職を決意した杉村は、菜穂子に引っ越しを提案し、義父である今多会長に辞表の受理を頼んだ。会長は、杉村の気持ちを汲んで引っ越しには賛成しながらも、辞表については北米のシンポジウムのための海外出張から帰った後に検討すると回答。
その後日、前野(清水富美加)が、慰謝料の送り主が特定できたと、杉村と手島(ムロツヨシ)を訪ねて睡蓮へやってきた。杉村と手島は、坂本(細田善彦)にも声をかけ、4人で送り主の早川多恵(冨士眞奈美)を訪ねた。多恵は、バスジャック犯から頼まれたことを告白した。
そんなある日、杉村をパワハラで労連へ訴えを起こし休職していた井手(千葉哲也)が、杉村と話がしたいと睡蓮へと呼び出した。井手は、自分が京子にセクハラをしていないこと、京子は計画的に杉村に近づき周囲に杉村との仲について誤解を与えるデマを流していることなどを忠告し、すでに杉村が京子に惹かれていることを指摘。
そんな京子は、空き巣被害に遭ったことで、息子と一緒にホテル暮らし。しかし、京子も息子もそうしたことになれている様子だった。

■第9話
杉村(小泉孝太郎)と手島(ムロツヨシ)、前野(清水富美加)、坂本(細田善彦)の4人は、ついに、謎のお金の送り主・早川多恵(冨士眞奈美)という人物に辿り着いた。多恵はバスジャック犯の幼なじみで、暮木(長塚京三)の本当の名は羽田光昭だといい、事件が起きたら被害者にお金を送るよう頼まれていたという。そしてほどなく、多恵の口から羽田の生い立ち、そして、彼の人生を変える悲しい事故のことなどを杉村たちは知ることとなる。また、日商フロンティア協会の代表・小羽と御厨、そして羽田の関係についても語ったが、御厨とは面識がないという…。
一方、杉村家のキッチンでは菜穂子(国仲涼子)が兄嫁である小夜子(安蘭けい)と食事を作っていた。そんなとき、今多会長(平幹二朗)の海外出張に同行している橋本(高橋一生)から、菜穂子の携帯に電話がかかってきた。手が放せない菜穂子に代わり、小夜子が電話に出てしまう。
そんなある日、森元専務(柴俊夫)本人から回顧録続行の連絡を受けた広報室では、表紙などの見本を間野(長谷川京子)が届けることになった……。

ドラマを効果的に盛り上げている主題歌『心情呼吸』は、近藤晃央自らの作詞。原作を読んで作詞をしたとのことだが、その際、小泉の演じた杉村を思い浮かべて作詞をしたと、小泉を出席した赤坂サカスで行われたトークイベントで語っていた。物語は、いよいよ最終回に向けて動き出すが、今後は、杉村と京子、菜穂子と橋本の男女関係にも注目が必要だ。

宮部みゆき原作、「ペテロの葬列」は毎週月曜日夜8時からTBSで放送。第9話は9月1日(月)、予告動画は番組公式サイトで公開されている。

TBS「ペテロの葬列」





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