交流重賞「第61回日本テレビ盃」枠順決定、当日生中継!

2014年09月20日19時47分スポーツ

交流重賞「第61回日本テレビ盃(JpnII)」(船橋1800m、9月23日)の枠順が発表された。10月から始まるGI、JpnI戦線の前哨戦で、1着馬には「JBCクラシック(JpnI)」(盛岡2000m)の優先出走権が与えられる。
出走馬10頭の内訳は、南関東3頭、JRA4頭、他地区3頭。南関東勢の回避馬が増え、頭数はやや少なめになった。
JRAのクリソライトは、「ジャパンダートダービー(JpnI)」(大井2000m)を1.3秒差で圧勝し、9戦4勝2着5回と連対率100%を継続した。ところが、それから6戦はオープン特別すら勝てず4着が最高で、6連敗と対照的な結果を残してしまった。それでも、前走の「マーキュリーカップ(JpnIII)」(盛岡2000m)で3角先頭の積極的なレースから0.1秒差の2着に粘った。59kgを背負ってレコード決着で惜しい2着だったのだから立派。ここは、相手関係が楽で、8戦ぶりの勝利が濃厚。
JRAのグレープブランデーは、ジャパンダートダービー0.0秒差1着、「ジャパンカップダート(GI)」(阪神1800m)1.1秒差5着、「フェブラリーステークス(GI)」(東京1600m)0.1秒差1着、「マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)」(盛岡1600m)1.0秒差4着と、GI、JpnIでも華々しい成績を残している。休養前3走が10、11、8着、休養開けの前走「エルムステークス(GIII)」(札幌1700m)が1.9秒差8着とさえないが、ひと叩きされて良化しており、このメンバーなら2着はある。
JRAのダノンカモンは、4走前の「名古屋大賞典(JpnIII)」(名古屋1900m)で好位から抜け出して0.2秒差で快勝した。ここ3走は1400mばかり使われ、「かきつばた記念(JpnIII)」(名古屋1400m)0.1秒差3着、「さきたま杯(JpnII)」(浦和1400m)2.4秒差9着、「プロキオンステークス(GIII)」(中京1400m)0.5秒差11着と安定しない。ただ、距離も問題なく、2着争いできる。
JRAのグラッツィアは、昨年の「川崎記念(JpnI)」(川崎2100m)で、ハタノヴァンクール、ワンダーアキュートと差のない3着になっているように地力は十分。「ラジオ日本賞」(中山1800m)0.4秒差1着以来8連敗中だが、前走の「阿蘇ステークス」(小倉1700m)では0.2秒差の5着に入り、復調気配を見せている。有力馬も安定感を欠くだけに、2着になる可能性はある。
浦和のトーセンアレスは、JRAと南関東を行き来しながら、着実に成績を残してきた。2度目の南関東では、最初の2走こそ後方のままだったが、2走前の「スパーキングサマーカップ」(川崎1600m)では積極的なレース運びから0.7秒差で快勝した。前走の「オーバルスプリント(JpnIII)」(浦和1400m)も交流重賞ながら0.9秒差の4着と好走している。2着までなら望める。

「日本テレビ盃」枠順
レース当日の生中継