殺人事件の容疑者を起訴すると、検察が過去に葬った「えん罪」が公になってしまう…しかし城西支部は容疑者を起訴！そして現職大臣と建設会社のし収賄事件が意外なところで関係している！？22日（月）「HERO」最終回は30分拡大！これで久利生公平、見納めとなるのか！？予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

ついにこの日が来た…「HERO」最終回。初回視聴率26.5%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）から始まり、これまでの平均視聴率は20%前後をキープ。人気シリーズ復活という期待がかかるなか、大健闘の数字を残した。
最終回はいよいよ法廷シーンが登場。城西支部が検察のえん罪を表沙汰にしてしまう。今回の法廷は裁判員裁判。2009年に施行されたということは…「HERO」史上初の裁判員裁判となる。
見どころは殺人容疑で起訴された南雲（加藤虎ノ介）の裁判シーン。久利生が裁判員に語りかける件は台本5ページにもおよぶ長台詞。同シーンを収録するためにリハーサルを入れて4日もかけて撮影した。
検察庁の根底を覆す裁判になってしまうのか？　最終回、久利生と城西支部のメンバーが貫き通そうとする「正義」を最後まで見届けたい。

「HERO」最終回に向け出演者がいろいろな番組に出演する。
9月22日（月）午後1時放送「ごきげんよう」ゲスト：吉田羊
9月22日（月）夜7時放送「草彅剛の第22回がんばった大賞」出演：木村拓哉、北川景子、杉本哲太、正名僕蔵、吉田羊、八嶋智人、小日向文世、角野卓造

さらに22日（月）夜8時59分より「HERO」最終回カウントダウンが始まる。いったい何が起こるのか！？

■前回のあらすじ
久利生（木村）と千佳（北川）は、川尻（松重）から東京地検特捜部のサポートを命じられる。特捜部は橋場正太郎・現職大臣と建設会社の贈収賄を裏付けるため、人手が足りず、城西支部にお声がかかったのだ。
特捜部に久利生らを呼んだのは、かつて同じ城西支部のメンバーだった江上達夫（勝村政信）。江上から仕事の内容を聞かされると、関係書類から事件に関わるものを探し出す…という実に地味な仕事だった。特捜部の仕事だとはりきっていた千佳はがっかり…。
しかし、江上が胃潰瘍で入院することになり、久利生が江上が担当していた建設会社運転手の取り調べを引き継ぐことになった。運転手からの話を聞くと、総務部部長を大臣のもとへ車で送ったという時間帯に、別な場所にいるアリバイが見つかった。特捜部は何が何でも運転手に調書にサインをさせようとしていたのだが…久利生と千佳は捜査の邪魔をしたという理由で、城西支部に戻されてしまった。

一方、現職大臣と建設会社社長のつながりが同郷で中学の同級生と判明。その2年先輩に、すでに退官している国分秀雄（井上順）という元検察官が2人と親しかったという事実が判明。国分に捜査協力を依頼するも、頑なに断られてしまった。

そんな中、ある殺人容疑で南雲尊之（加藤）という男が城西支部に送検されてきた。取り調べていた田村（杉本哲太）はとんでもない事実をつかんでしまった。
南雲が犯した犯行は今回が初めてではなく、過去に何度も同じような事件の容疑者として名前が挙がっていた。しかしその都度、証拠不十分で不起訴。そのうち1件は別な男性が起訴され、有罪判決が下った。判決直後、その男性は病気で亡くなってしまったのだが…。
田村の調べで、この判決はえん罪だったかもしれない…という疑いが発生した。南雲を起訴するということは、過去の事件を法廷で洗い出さなければならない。つまり、検察のえん罪を公にすることになる。城西支部は検察を敵に回すことになる。
苦渋の決断を迫られる川尻部長（松重豊）。しかし検察官本来の仕事とは、事件に正面から向き合うべき。当事者の人生、命にかかわることだという久利生の言葉に後を押され、南雲を起訴することを決めた。

■最終回あらすじ
殺人容疑で起訴された南雲尊之（加藤）の裁判が始まった。検察側からは久利生（木村）が立った。罪状を読み上げ求刑する久利生に南雲側は無罪を訴える。南雲の弁護士・松平一臣（羽場裕一）は正当防衛を主張。久利生は南雲が関わったとされる過去の事件を追求した。
この展開にマスコミも検察も騒然とする。検察側が過去のえん罪を公にしたからだ。城西支部のメンバーは、南雲の過去の事件を洗い出した。そしてえん罪起訴した疑いのある当時の検事、国分秀雄（井上順）を訪ね、捜査協力を依頼するが、やはり断られてしまった。
南雲の事件、そして現職大臣の収賄事件、両方に国分が絡んでいる。それぞれの事件の裏になにが潜んでいるのか…？！


9月22日（月）フジテレビ「HERO」最終回は30分拡大！夜9時から放送。予告動画は番組公式サイトで試聴できる。

◇フジテレビ月9「HERO」番組公式サイト