許されぬ縁と断ち切れぬ思い!NHK地上波「太陽を抱く月」第11話あらすじ、見どころと予告動画

2014年09月21日13時03分ドラマ
(c)2012MBC

陽明君(チョンイル)に続いてフォン(キム・スヒョン)もウォルがヨヌ(ハン・ガイン)でないかと疑いはじめる…そんなウォルも王に会うたびに不思議な映像が脳裏に浮かび心が乱され、ついにある決心をする!キム・スヒョンとハン・ガインの「太陽を抱く月」第11話は、9月21日(日)NHK総合で放送…番組サイトには予告動画や人物相関図が公開されている。

※見逃した回やこの先が気になる方は【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】で全話のあらすじや見どころ、キャストの紹介、イベントレポートなどドラマ視聴に役立つ情報を紹介しているので参考にどうぞ。あらすじを読んでもドラマが楽しめるように配慮していますが、気になる方は赤字の見どころを先に読んで、ドラマ視聴後にあらすじをどうぞ。

■キャスト(少年・少女役)
ホ・ヨヌ/ウォル役:ハン・ガイン(キム・ユジョン)
イ・フォン役:キム・スヒョン(ヨ・ジング)
陽明君役:チョン・イル(イ・ミノ)
ポギョン役:キム・ミンソ(キム・ソヒョン)
ホ・ヨム役:ソン・ジェヒ(イム・シワン/ZE:A)

■第11話「許されぬ縁」
陽明君は王宮殿に向かうウォルを引き止め、「自分のことを覚えているか?」と詰め寄る。しかし、ノギョンが陽明君を制し、ウォルに近づけばあの子が危険にさらされる。近づかないでくれと警告する。ところが王宮殿に到着したウォルは、今度はフォンからも、過去の記憶について矢継ぎ早に質問を浴びせかけられる。フォンもまたウォルがヨヌではないかという思いに駆られたのだ。ウォルはそれまで耐えていた思いが爆発し、「フォンの心にいる見知らぬ誰かと、顔は似ているかもしれないが、自分はその人ではない。質問があるならその人に質問してほしい」と混乱する頭で涙を流しながら答える。
星宿庁に戻ったノギョンは、陽明君に口を滑らせたチャンシルをこっぴどく叱りつけて宮廷から追い出そうとする。その時…。
陽明君は寺で偶然、フォンの安泰を祈っていた母親に会う。実の息子以上にフォンを第一に考える母。ヨヌだけでなく、ウォルもまた自分より先にフォンと出会っていたのか?陽明君はたまらず母に向かってある決意を口にする。
ウォルは、ノギョンにチャンシルやソルと一緒に星宿庁から出ていきたいと申し出る。事情を察したノギョンは、ユン大妃を訪ね、その帰りにポギョンと出会う。

■豆知識:うつくしい螺鈿細工
ヨヌの遺した最後の文、ウォルが寄越した手紙…。フォンがこの2通を広げた机にお気づきだろうか?フォンの部屋の箪笥にも施された貝殻の模様に。これは、"螺鈿”(らでん)といって、漆とともに朝鮮時代の伝統工芸品としてドラマにもたびたび登場する。家具だけでなく、フォンも持っていた文箱や櫛、硯箱などに使われ、両班の優美な生活を表す小道具として使われている。現代でも韓国の土産物屋で螺鈿模様のブローチなどにして売られている。螺鈿自体は、日本でも奈良時代に唐から伝わり、琥珀や鼈甲と組み合わせて楽器などの装飾につかわれた。
そういえば、イ・ビョンフン監督の「商道」で、商才にたける主人公のサンオクが、農作に向かない土地に住む民たちが両班たちの横行に苦しめられているのを目撃し、やせた土地の新たな活用法として、漆の栽培と螺鈿漆器の生産を思いつく場面がある。⇒「商道」第42話
細かい作業で手入れも難しく、高価な品物。この後も劇中たくさん登場するので、せめてドラマで愛でよう。
「太陽を抱く月」11回放送は、9月21日(日)NHK総合にて夜11時から放送。予告動画は、YouTube「vap official」で視聴できる。
DVDとBlu-rayはバップより好評発売中。

本作では、切ない恋に涙を流すフォン役を演じる俳優キム・スヒョン主演の映画『シークレット・ミッション』が、10月11日より日本で劇場公開される。また違った魅力が見られるのでコチラもお楽しみに。

NHK「太陽を抱く月」番組サイト
 2014.7.13スタート NHK総合
 2014.5.10放送中 NHKBSP
 2013.1.20-6.23  NHKBSP
YouTube|vap official「太陽を抱く月」予告動画

kandoratop  【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】

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