最終回は16.5%!修羅場の後の若干のモヤモヤ感を残した「昼顔」第11話(最終回)あらすじ紹介!未公開動画公開中

2014年09月26日13時33分ドラマ

上戸彩・斎藤工、吉瀬美智子・北村一輝の不倫カップルにドキドキ・胸キュンさせられた「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」、昨夜(25日)の最終回は初の20%の大台も期待されたが、結果は前回より0.2ポント下げた16.5%にとどまった!だが、放送後の反響は大きく、その多くはドラマを高く評価しながらも、モヤモヤ感の残る結末に過激な続編を待望する声が多かった!公式サイトでは、「過激なエンディング、ここだけ未公開映像」が動画公開されている。(視聴率は、ビデオリサーチ調べ、関東地区より)

視聴率的には今夏クール独走の「HERO」には及ばなかったものの、視聴率2位で、放送開始後の話題性はこの「昼顔」が一番大きかったのではないだろうか。夫に不満を持つ主婦のドロドロ愛憎劇と思われたドラマは、吉瀬美智子演じるベテラン昼顔妻・利佳子の美しさと加藤(北村一輝)とのセクシーさ、上戸彩扮する新米昼顔妻・紗和と朴訥な北野(斎藤工)の純愛に、これまでの“不倫もの”とは一線を画していた。
視聴者の中には、北野の妻・乃里子の描かれ方が強烈だったせいか、紗和と北野の純愛カップルを擁護する声が多く、本作は「不倫を推奨するドラマ」と揶揄する声も聞かれた。そうした世間の正論を意識したのか、ドラマの結末は、利佳子は元の生活に戻り、加藤は利き腕の右腕を負傷し、紗和は夫と離婚、北野は乃里子とやり直すもの。奇しくも二組のカップルは片方が元サヤに戻り、片方は生活の糧(画家と言う職業と主婦の座)を無くし、一からやり直すことになった。
なんだか、加藤と紗和だけが貧乏くじを引いたようにも見えるが、利佳子は自分を「顔がいいだけの女」と見下していた夫・徹の評価に、「不倫」という弱みが加わり、娘たちの心にも傷を残してしまった。
北野もまた、劣等感を感じていた年上&できる妻に、さらに引け目を感じることになる。
それでも、納得のいかないファンからは、早くも続編希望の声が多く挙がっている。

たくさんの“昼顔名言”を残した本作。紗和の最後の言葉は…「不倫。みだらで薄汚く非常識な欲望。家族を裏切り周囲を傷つけ、友達を裏切り、自らも苦しみの淵に突き落とす罪。足を踏み入れたが最後。出口がないことに気づいても引き返せない。すべてを破壊する許されない恋。
神様ごめんなさい。私はまたいつかあなたを怒らせるかもしれません」
…この言葉に、多くのドラマファンは続編を期待したようだ。

最終回にモヤモヤ感を残した方は、ドラマ版とは異なる結末の小説版…まるで続編を読んでいるような小説のラストを手にとってはいかがだろうか? ⇒昼顔~平日午後3時の恋人たち ~Another End


■最終回ネタバレあらすじ
紗和(上戸彩)は、貸別荘で北野(斎藤工)の帰りを待っていた。紗和の夫・俊介(鈴木浩介)と会って謝罪し、妻の乃里子(伊藤歩)の妊娠を嘘だと見破り変わらない気持ちを伝えた北野は、約束通り紗和の元へと戻った。北野を出迎えた紗和はその胸に抱きしめられても涙が止まらない。愛を確認し合ったその夜、探偵会社の調査員とともに俊介や乃里子、慶子(高畑淳子)らが現れ、ふたりは無理矢理引き離され、連れ戻されてしまった。

一方、滝川徹(木下)が編集長を務める『BONITO』の表紙を飾った加藤の絵は盗作だった。徹はバルセロナから帰国した加藤を自宅に呼び、盗作を公表しない代わりに利佳子と別れることを強要。加藤に気づいた娘たちは「お母さんを盗んだ」と加藤を罵りものを投げつけた。
マスコミに自ら盗作の事実を公表し、アトリエに戻った加藤は利佳子を抱きしめ、母親に戻れと言った。ところが、前夜、酔客相手にホステス姿の利佳子を見た智也は、憤りに震えてアトリエに乗り込んできた。加藤と智也は殴り合い、倒れ込んだ加藤は右腕の神経を切断。絵筆が握れなくなってしまった。加藤は、ふたたび、利佳子に家に帰って母親に戻れと言った。

北野家と笹本家は弁護士を交えて話し合いの場に就いた。その場で俊介は決して離婚しないと言い、乃里子は、もし再び二人が会った時には紗和に高額な賠償金を求めると迫った。この言葉に、北野は「遊びだった」と言い捨て、紗和もまた「こっちだって暇つぶしだった」と言い返した。お互い引きずるような関係ではないと、誓約書に印を押した。しかし、紗和は北野の言葉が泥沼に入った自分を救うためだと知っていた。いやそう思いたかった。

全てを清算し元の生活に戻る筈だったが、紗和は北野の高校に向かって自転車のペダルを漕いでいた。その頃、北野は生徒にきちんと別れを告げたいと頼み、校長は「研究室に戻るための退職であると言うことと、決して生徒には謝らないこと」を条件に、許した。教室では北野の通り一遍の挨拶に耳を傾ける生徒は一人もいない。そんな北野に啓太(健太郎)は「まだ何も教えてもらっていない」とマンガ本を投げつけた。教室を出た北野は、放送室から今回の自らの不祥事を生物の教師として、生徒に謝罪した。「人にとって愛情は特別な存在。自分もある人に出会い、別れることになってその喜びを知った。抱き合うことだけが愛の営みではない。たとえ離れ離れになっても相手の幸せを願い続ける。それが心を持った人間の愛なんだ。だから君たちには、いつか誰かを真剣に愛してほしい」と。そして生徒たちに謝罪した。自分を捨てた母への恨みから、“性”を遊びのように扱っていた啓太に、北野が教えたかったことだ。この放送を聞いた啓太は北野が去ることを許した。そして、校門の外で紗和も北野の言葉を聞き、泣き崩れた。

北野へ向かう心をどうしても止められない紗和は、法の力で止めてもらおうとした。思い出の運動靴に火をつけ、自宅を放火。しかし、火は消しとめられ、警察で事情聴取を受けた紗和は、失火だったという俊介の証言で罪に問われることはなかった。夫婦の結婚に対する考え方があまりにも違っていたことに初めて気づいた俊介は、離婚すると紗和に告げた。

利佳子は子供たちの元に帰り、紗和の離婚を電話で聞いた。利佳子には日常の生活が戻った。その頃加藤はどこかの広場の階段で一心に絵を描いていた。だが左手はうまく鉛筆を操ることができずに、通りかかった小学生たちに「へたくそ」と言われ、顔は怖いけど、頭の中は子供(利佳子談)の加藤は絵を放り出し子供たちを追いかけた。残された絵には美しいはずの利佳子の顔の輪郭が描かれていた。

運動靴の紐を一人でキチンを結んだ紗和が家を出た日は、北野家の引っ越しの日だった。最後の荷物がトラックに収まった時、乃里子は今回の騒動での狂気じみた自分の行動を夫に謝り、「今なら…」と言いかけた。だが、妻の言葉を北野は笑顔で封じてトラックに乗り込んだ。
荷物を持って家を出た紗和と、北野を乗せたトラックが行き交ったが、消防車の鐘の音に振り向いた紗和は北野のトラックを見ることはできなかった。


本作は、ストーリーの面白さとその秀逸な台詞にひきつけられたが、何よりキャスティングが良かった。吉瀬の美しさは不倫をしても決して色褪せず、元気なイメージで心配されていた上戸は清純さを残しながらも見事に不倫妻を演じた。男性主人公の北村と斎藤も本作でさらに女性ファンを増やしたことだろう。また、メインキャストだけではなく、木下ほうか、伊藤歩、鈴木浩介、淵上泰史といった脇を固める俳優陣も素晴らしかった。そんな中で筆者が一番高く評価したいのが紗和の姑・慶子役の高畑淳子だ。深刻な展開の中で、高畑のコミカルな演技に何度救われたことか。そしてもうひとつドラマを盛り上げたのは、“パッパパヤッパ♪”の主題歌だ。一青窈が歌うリメイクソング「他人の関係 feat. SOIL&“PIMP”SESSIONS」が見事にドラマにハマっていた。

久々にフジテレビらしいドラマをみせてもらった。とはいえ、筆者も最終回には若干のモヤモヤが残った。最終回、紗和と北野が引き離される修羅場や、母・利佳子に帰ってきてもらいたいがために、病み上がりの次女・りながテラスのビニールプールに飛び込むシーンをしっかりと目に焼き付けたうえで、現実をしっかりみながら、あくまでもドラマとしての続編、またはスペシャルドラマを観たいものだ。

※ちなみに、ドラマの視聴率の推移は以下の通り。(放送日)
初回13.3%(7月17日)⇒第2話13.5%(同月24日)⇒第3話12.0%(同月31日)⇒第4話13.1%(8月7日)⇒第5話11.8%(同月14日)⇒第6話10.9%(同月21日)⇒第7話13.8%(同月28日)⇒第8話15.6%(9月4日)⇒第9話15.1%(同月11日)⇒第10話16.7%(同月18日)⇒第11話・最終回16.5%(同月25日)

フジ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」番組公式サイト





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