“森山未來”を1年やめてイスラエルに行った!17日NHK BS「森山未來 自撮り365日 踊り阿呆」関連動画

2014年11月25日18時00分芸能

俳優・森山未來が1年休業して、文化庁の文化交流使としてイスラエルへ渡ったのが昨年10月…現地のダンスカンパニーを拠点に新たな自分と向き合った!12月17日(水)NHK BSプレミアムにて365日森山自身による自撮りドキュメンタリー「森山未來 自撮り365日踊る阿呆」を放送、番組公式サイトで番組放送に先駆け関連動画を公開。

文化庁では芸術家、文化人など文化に携わる人材を一定期間「文化交流使」とし、世界の人々の日本文化への理解を深めたり、外国の文化人とのネットワーク形成のための活動を支援している。過去には劇作家・演出家の平田オリザ(平成17年度)、俳人・黛まどか(平成22年度)などが覇権されており、森山未來は平成26年度の文化交流使として、ベルギー、イスラエル、スウェーデン、ドイツなどのヨーロッパを回った。
渡航にあたり、NHKは森山に1台のビデオカメラを託し、自分で自分を撮影してもらうよう依頼した。それは1年間の森山の生活、活動が克明に記されている記録となった。

現在、番組公式サイトでは12月17日(水)の放送に先駆けて、2日に1回の割合で、森山自撮り動画が配信されている。番組で森山は、出演、自撮り動画だけではなく、ナレーション、音楽演奏も担当している。

1984年生まれ、今年30歳になった森山未來。幼いころからジャズダンス、タップダンス、クラシックバレエ、ヒップホップを学ぶ。15歳のとき舞台「BOYS TIME」でデビュー。しかし森山が注目されるようになったのは、2004年公開『世界の中心で、会いをさけぶ』の主人公・松本朔太郎の高校生時代を演じ、ブルーリボン新人賞、日本アカデミー賞優秀助演男優賞、新人俳優賞を受賞し高い評価を得た。その後、テレビドラマ、映画、舞台と活躍の幅を広げ、大人気漫画「聖☆おにいさん」がアニメ化された際には、主役のイエスの声優も担当した(ちなみにブッタ役は星野源)。
2010年に結婚、第一子をもうける。公私共々順風満帆な森山が、30歳を前に俳優業から距離を置き、単身イスラエルに渡った。幼いころから続けてきたダンスに打ち込み、自分の身体や表現とじっくり向き合いたかったそうだ。1年という貴重な充電期間を経て、今年10月帰国した。

そして来年、1月9日より東京Bunkamuraシアターコクーンで上演される舞台「プルートゥ PLUTO」に主演する。この作品は手塚治虫の『鉄腕アトム』に含まれる「地上最大のロボット」という話をもとに漫画家・浦沢直樹がリメイクした漫画で、森山はアトム役となる。共演は永作博美、柄本明、吉見一豊、松重豊、寺脇康文ほか。舞台「プルートゥPLUTO」公式サイトでは出演者のコメント動画が配信されている。
ちなみに、原作漫画『PLUTO』(小学館)は2010年、ハリウッドで実写映画化されることが発表されたのだが…その後進展が見られない。『DRAGONBALL EVOLUTION』(2009)のような悲劇にならなければよいのだが…。
舞台「プルートゥPLUTO」公式サイト

NHK BSプレミアム12月17日(水)午後10時より「森山未來 自撮り365日 踊る阿呆」を放送。文化交流使として1年ヨーロッパに渡った森山未來のすべてが披露される。番組放送に先駆けて、番組公式サイトでは森山の自撮り動画が2日に1回の割合で配信(更新)されている。

12月17日(水)放送「森山未來 自撮り365日 踊る阿呆」番組公式サイト