28日「金ロ」は、高倉健主演の不朽の名作『幸せの黄色いハンカチ』を放送!武田鉄矢が健さんへの想いを語る動画公開中

2014年11月27日21時51分映画

明日28日の日テレ「金曜ロードSHOW!」は、今月10日(月)に亡くなった高倉健さん主演の心温まる名作『幸せの黄色いハンカチ』を放送!日テレオンデマンド「金曜ロードSHOW!‐予告をチェック」では、予告動画と、本作で共演した武田鉄矢が「健さんへの想いを語る」動画を公開している。

高倉健は、1963年に出演した『人生劇場 飛車角』以降、任侠映画を中心に出演。『日本侠客伝シリーズ』、『網走番外地』シリーズ、『昭和残侠伝シリーズ』などで人気を博した。出演映画は200本以上。そんな高倉健が任侠ヤクザではない映画に出演し、爆発的ヒットとなったのが山田洋次監督『幸せの黄色いハンカチ』(1977)。原作は「ニューヨーク・ポスト」紙に連載されたピート・ハミルの『Going Home』をもとに、山田洋次が脚本を製作したロードムービー。
映画は大ヒットし、第1回日本アカデミー賞の最優秀作品賞、最優秀監督賞(山田洋次)、最優秀脚本賞(山田洋次・朝間義隆)、最優秀主演男優賞(高倉健)、最優秀助演女優賞(桃井かおり)を受賞した。そして、当時の俳優としてはまだ無名だった武田鉄矢も最優秀助演男優賞を受賞した。そんな武田が、日テレオンデマンドで健さんとのどんな思い出を語っている。

■あらすじ
失恋して自暴自棄になった鉄也(武田鉄矢)は務めていた工場を辞め、もらった退職金で真っ赤なファミリアを購入。フェリーに乗り網走へ行った。ナンパして仲良くなった朱美(桃井かおり)とドライブを始めた2人。海岸にやってきて、そこで2ショット写真を撮ろうと、そこにいた男に声をかけシャッターを押してもらった。その男は、網走刑務所から刑期を終えた島勇作(高倉健)。ひょんなことから鉄也、朱美、勇作の3人は一緒に旅をすることになった。しかし、勇作にはある隠された秘密があり…。

刑務所で刑期を終えた勇作が、妻が待つ家に帰るまでの話だが、勇作は、妻はもう自分のことを待っていないと思い込んでいる。出所直前、勇作は妻に「もし待っていてくれるなら、黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ」とハガキに書いて出した。妻は勇作を待っていてくれるのだろうか…。

■『幸せの黄色いハンカチ』(1977)
【監督・脚本】山田洋次
【脚本】朝間義隆
【音楽】佐藤勝
【出演】高倉健、武田鉄矢、桃井かおり、倍賞千恵子ほか

「自分、不器用ですから…」このセリフを聞いただけで高倉健を思い出す方もおおいだろう。これは1984年放送された日本生命のCMで高倉健が言ったセリフで、高倉健のイメージそのものを表しているようだ。そして『幸せの黄色いハンカチ』に登場する島勇作にもつながる。
映画が公開されてはや37年経つが、いまだ人気が衰えることのない名作を通して、多くの映画ファンのみならず、共演した俳優、監督、製作者たちに愛された高倉健さんの在りし日の姿を目に焼き付けたい。

不朽の名作『幸せの黄色いハンカチ』は、明日28日(金)夜9時から日テレ「金曜ロードSHOW!」で放送。予告動画と武田鉄矢のコメント動画は日テレオンデマンドで視聴できる。

※本作は、Huluでも配信している。⇒今なら2週間無料視聴実施中!

日テレオンデマンド『幸福の黄色いハンカチ』予告動画
日テレオンデマンド「金曜ロードSHOW!」予告動画