19日「赤と黒のゲキジョー」は、78歳の冒険記「カールじいさんの空飛ぶ家」を放送!予告動画公開中

2014年12月19日10時09分アニメ

愛する妻が死にました―だから私は旅に出ます… 「アナ雪」「ベイ・マックス」のジョン・ラセター製作総指揮したディズニー・ピクサーの感動作「カールじいさんの空飛ぶ家」を放送!YouTubeで予告動画が公開されている。

「カールじいさんの空飛ぶ家」はピクサー・アニメーション・スタジオが製作した2009年公開作品。アニメ映画としては初めて第62回カンヌ国際映画祭のオープニング作品に選ばれ、第67回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞・作曲賞受賞などを受賞。

物語の主人公は78歳の老人カール。最愛の妻エリーに先立たれ、孤独な日々を送るカール。夫婦の思い出が詰まった家の立ち退きの要求を頑固に拒み続けていた。しかし、立ち退きを余儀なくされ、エリーとの約束を果たそうと決意。たくさんの風船をつけた空飛ぶ家で、“伝説の滝”パラダイス・フォールを目指す冒険に旅立つ。監督は『モンスターズ・インク』のピート・ドクター。

本作はピクサー初のディズニーデジタル3-D版も同時公開され、話題になったが、他にも、犬が会話する装置の元ネタはタカラトミーの玩具バウリンガルだったり、ディズニーの次の作品『トイ・ストーリー3』の「ロッツォ・ハグベア」をカメオ出演させたりと話題に事欠かない一作。子供から大人まですべての人が楽しめるお勧めの一作だ。

■あらすじ
少し気の弱い少年カール・フレドリクセンは、小さな空き家でわんぱくな少女エリーと出会う。冒険家に憧れる2人は、空き家を冒険クラブのクラブハウスと呼び、「いつか南米で冒険しよう」と約束を交わす。やがて成長した2人は結婚。クラブハウスを新居にし、仲良く幸せに年を重ねていく。しかし、エリーが先立ってしまい…悲しみに暮れるカールは、思い出が詰まった家にひとりきりで、ひっそりと日々を過ごしていた。
ある日、カールは家を買い取ろうと迫る業者を強く拒む。それがトラブルに繋がり、家の立ち退きと老人ホームへの入居を命じられてしまう。大切な物を全て失うことになり、途方に暮れるカール。だが彼はエリーとの約束を果たそうと決意し、家に大量の風船をつけて“空飛ぶ家”に改良。大切な家ごと、エリーが夢見ていた伝説の地「パラダイス・フォールズ」を目指す。
見事に飛び立った家の中で満足気なカール。しかし大きな誤算があった。“お年寄りのお手伝いバッジ”を手に入れて自然探検隊員としてのランクアップを目指している少年・ラッセルが、家に入り込んでいたのだ。カールとラッセルの想像を超える冒険の旅が始まる。

■キャスト
カール・フレドリクセン:飯塚昭三
チャールズ・マンツ:大木民夫
ラッセル:立川大樹
ダグ:松本保典
ほか

■スタッフ
脚本:ボブ・ピーターソン 、ピート・ドクター
原案:ピート・ドクター 、ボブ・ピーターソン、トーマス・マッカーシー
監督:ピート・ドクター
共同監督:ボブ・ピーターソン
音楽:マイケル・ジアッチーノ
制作:Disney Pixar.

ピクサーならではのコミカルかつ繊細なアニメーションと、おかしくも切ない物語が心を揺さぶる。中でも、カールとエリーの出逢いから結婚、そして死別までを描いたシーンは多くの人の胸を打ち、話題となった。大人も子どもも楽しめる、上質な愛の物語。
「カールじいさんの空飛ぶ家」は今夜19日(金)9時からフジテレビ「赤と黒のゲキジョー」で放送。

フジ「赤と黒のゲキジョー」番組公式サイト
YouTube「カールじいさんの空飛ぶ家」予告動画