大阪が全停止? 20日「土プレ」は、万城目学のファンタジー『プリンセストヨトミ』を放送!WEB配信情報

2014年12月19日21時00分映画

明日20日(土)のフジテレビ土曜プレミアムでは、「鴨川ホルモー」などで人気の作家・万城目学の同名ベストセラーを堤真一・綾瀬はるか・岡田将生・中井貴一ら豪華俳優陣で映画化した『プリンセストヨトミ』を放送!本作は、GYAO!ストアでも現在好評配信中だ。⇒GYAO!ストア作品ページ

『プリンセストヨトミ』は、大阪府の地下にあった「大阪国」を舞台に奇想天外なストーリーが展開される万城目学の同名の小説が原作で、2011年5月に公開されたファンタジー映画。映画では、原作小説の世界観を徹底的に再現する一方で設定を改変してオリジナルエピソードを展開している。万城目といえば2008年に玉木宏主演でドラマ化された「鹿男あをによし」の原作者でもあり、その縁でこのドラマスタッフがそのまま制作に携わった。「大阪全停止。その鍵を握るのは、トヨトミの末裔だった」のキャッチコピーで当時注目され、公開当時は初日2日間の興収が約3億600万円、動員約23万4000人のヒットとなった。 

会計検査院の調査官役を担当するのは、「マッサン」(NHK)の堤真一、「今日会社休みます。」の綾瀬はるか、「ST 赤と白の捜査ファイル」の岡田将生と、今年のテレビドラマで大活躍した3人。その他にも、中井貴一、笹野高史、和久井映見、森永悠希、沢木ルカ、甲本雅裕、菊地桃子、平田満、江守徹といった豪華な俳優陣が顔を並べている。
また、「今日会社休みます。」で綾瀬と共演した玉木宏が、「鹿男あをによし」の縁でたこ焼き屋のあんちゃん役で特別出演するのも見逃せない。また、劇中では戦国時代からの因縁がストーリーの下地となっているため、登場キャラクターの姓に戦国武将由来のものが多く見られるのを探すのも歴史ファンなら楽しみなポイントだろう。

■あらすじ
7月8日金曜日、午後4時 ― 大阪が全停止! さかのぼること4日前の月曜日。会計検査院の松平(堤)、鳥居(綾瀬)、旭(岡田)は会計検査院の役人として大阪を訪れるが、そこで彼らは大阪冬の陣の後から秘密裏に作られていった「大阪国」の存在を知ることとなる。実は日本政府は大阪国の存在を秘密裏に認め、その運営費は国家予算で賄われていたのだった。しかし大阪国の経理で不正があると思われ、松平たちは予期せずして「大阪国」と対立することになる。

■キャスト
松平元(堤真一)
鳥居忠子(綾瀬はるか) 
旭ゲーンズブール(岡田将生)
真田幸一(中井貴一)
橋場茶子(沢木ルカ) 
真田大輔(森永悠希)
長曽我部(笹野高史)
真田竹子(和久井映見)
ほか

■スタッフ
原作:万城目学「プリンセス・トヨトミ」(文春文庫刊)
脚本:相沢友子
監督:鈴木雅之

最近何かと話題の大阪が舞台となっていることから、東京対大阪の構図や様々な歴史背景などを含んでみると更に楽しめるストーリーだ。

映画「プリンセストヨトミ」は20日(土)よる9時からの「土曜プレミアム」にて放送される。

土曜プレミアム‐フジテレビ