寺島しのぶ×深田恭子の最強コンビの最後の戦いは?23日「女はそれを許さない」最終回あらすじと予告動画

2014年12月23日09時21分ドラマ

いよいよ今夜23日(火)夜10時からのTBS「女はそれを許さない」は最終回!前回の第9話から続くトラック事故遺族会の案件を解決する!ピンチの麗(深田恭子)を凛香(寺島しのぶ)の援護射撃で勝利目前と思えた裁判だったが、死亡した運転手がドラックから事故を起こした過去があったことを葛城(加藤雅也)が持ち出し、形勢は逆転!遺族側はピンチに…忠守(上川隆也)が過去に担当した事件も絡む最後の案件はどう決着がつくのか!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回は、セイント時代に凛香(寺島しのぶ)が扱った案件で、1人の研修医を自殺に追いやっていたことが分かった。それを知らせたのは、凛香の元部下・工藤(吉沢悠)。研修医は吉沢の恋人だったのだ。凛香をセイントから追い出すように仕向けたのは吉沢だった。このことに負い目を感じた凛香はショックから立ち直れないでいた。麗は凛香の元へ赴き、辞めないでほしいと訴えた。
そして、麗は忠守から任されたトラック事故遺族会の案件を滝口(溝端淳平)と担当することに。その案件とは、小学生の列にトラックが突っ込んできて、子どもたちをはねた後ガソリンに引火して炎上、トラック運転手の平田(和泉崇司)も焼死してしまったという事件に関する被害者遺族の訴え。ブレーキ痕がなかったことから、検察は居眠り運転によるものと判断し、被疑者死亡で不起訴になった上、会社の監督責任に落ち度はないと賠償金も支払われなかったのだ。遺族会は一人1億円を要求しようと盛り上がりを見せ、滝口はお金が目的なのではないかと勘繰った。被告の運送会社の代理人である児玉(竹中直人)は、早期収束を願って計5億円の示談金を支払うと。だが、遺族会のみんなはこれを拒否した。遺族会のみんなは未だにわが子の死から立ち直れないでいた。明るくふるまわなければやりきれなかったのだ。遺族会では示談ではなく、裁判で事件の真実を明らかにすることを選んだ。いよいよ凛香なしの裁判が始まった。トラック会社の社員が、「会社が、運転士たちに過重労働を強いた結果、事故に繋がった。労働基準法違反の疑いがある」と証言してくれた。ところが、証言者は法廷でこの証言を取り消してしまった。セイント側の弁護を担当する葛城が手を回したのだ。
麗がピンチになった時、さっそうと凛香が登場!新しい証人と証拠を持ち出し形勢逆転。ところが、事故を起こし亡くなったトラック運転手・平田は、かつて危険ドラッグの使用で起訴されたことがあったことを葛城が持ち出し、またもやピンチに。さらに、その弁護を忠守(上川隆也)が担当していたことが分かった。

■第10話あらすじ
トラック運転手・平田(和泉崇司)の過去の危険ドラッグによる事故と、忠守の年後のことを知った野村涼子(安達祐実)たち遺族は、麗(深田恭子)と凛香(寺島しのぶ)にも不信感を抱く。だが、平田の妻・真由美(原田佳奈)は、夫は忠守を裏切るようなことはしていないと訴え、麗たちは、5人の子どもと平田運転手が死んだ交通事故は単なる事故だったのかと疑問を持ち、更なる調査を開始。
麗は事件現場で平田を知るという老婆、南さん(関えつ子)に事故当日の話を聞いた。滝口(溝端淳平)も近所のピアノ教室が当日レッスンをしていたことを聞き出し、凛香は得意なちょっとグレーな手法を駆使して、トラック事故に関する記録を探り出す。
麗は次々と証人を法廷に送り出すが葛城(加藤雅也)もそれに応じ、一進一退の攻防が続く。やがて、事故当日の意外な事実が明らかになる…。

遺族会代表・野村涼子役で登場している安達祐実。前回の第9話では小柄な体に関わらず迫力の演技で魅せてくれた。事故の真実を知るために裁判をしてほしいと麗たちに頼むシーンでは、「お金なんてどうでもいいんです!」という悲痛な訴えをした。これを聞いて、彼女の過去の名セリフを思い出してしまった。子役時代、安達は、日テレのドラマ「家なき子」(1994年)で「同情するなら金をくれ!」という名セリフを残している。まさか、これを意識してのキャスティングではないだろうが、彼女の子役時代をご存じの視聴者はくすりと笑みをうかべたのでは?
いよいよ第10話。最終回はどんな展開になるのか?「女はそれを許さない」第10話最終回は、23日(火)夜10時から。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

●ドラマ「女はそれを許さない」の書き下ろし小説が、幻冬舎から発売されている。⇒女はそれを許さない (幻冬舎文庫)

TBS火曜ドラマ「女はそれを許さない」番組公式サイト

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