遠野リサ(中谷美紀)は文壇の女王の座に居座り続けられるか?「ゴーストライター」第3話あらすじと予告動画

2015年01月26日21時00分ドラマ

由樹(水川あさみ)がプロットを書くようになってリサ(中谷美紀)の評判も上昇。そんな中、リサと同時期に華々しくデビューしたがその後本を出さなくなった七恵(山本未來)が10年ぶりにエッセイを刊行!しかもリサの本と発売日が同じだった!27日(火)夜9時「ゴーストライター」第3話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

出版業界人も戦々恐々とした思いで見ている「ゴーストライター」。出版界ではゴーストライターの存在は当たり前。とくに大物著名人(政治家、財界人、タレントなど)の著作の大半は、本人によって書かれたものではない。すべての著名人に文才があるわけではない、したがってライターや編集者が本人へのインタビューなどを軸に、代筆しているのである。かつてはそういったゴーストライターの存在を表に出すことはなかったが、近年は「編集協力」「企画協力」といった形、または謝辞といった形で代筆者の名前が本に記載されるようになった。それでもゴーストライターがいて当たり前…というのは、ビジネス本、エッセイ本、タレント本などで、いわゆる直木賞、芥川賞などの文芸作品でゴーストライターを使うということはあまりない(はず)。

本ドラマ「ゴーストライター」は、その文壇と呼ばれる文芸作品を執筆している人たちの中で、天才小説家と称され、若くして文壇の女王に君臨した遠野リサが、ゴーストライターを使わざるを得なくなっていく物語。そこに描かれる関係者の黒い思惑は、実際出版界でも「あるある」的な要素が多く、業界人の中でも話題になっているドラマである。

第3話では、自分のゴーストとして執筆する由樹の実力に恐れをいだくようになり、さらにかつてのライバル・向井七恵(山本未來)の再登場(再ブレイク?)に脅威を感じるリサ…。文壇の女王に留まることの辛さ、苦悩が描かれている。さらに、徐々に由樹との立場が逆転しそうなリサ。どこまで堕ちていくのか、今後の展開が楽しみである。

■前回のあらすじ
地元に帰って婚約者と結婚するつもりだった由樹(水川あさみ)。アシスタントを辞めたいとリサ(中谷美紀)に言うのだが、意を介さずプロットの書き直しを指示するリサ。そんな中、由樹の婚約者・尾崎浩康(小柳友)が仕事で上京。そのことを知ったリサは由樹と浩康を食事に招待する。高級レストランへ連れていかれた由樹と浩康。そこで浩康はリサに由樹は今日で仕事を辞めさせると言い出す。由樹には書く才能がない、地元に帰って結婚するのが一番だと言う浩康にリサは「由樹さんは、自分にも違う人生があるんじゃないかって思っているんじゃないかしら。少なくとも、今は書くことが楽しくてしかたないはずよ」と笑顔で応える。
一度は地元に戻った由樹、しかしリサの言葉が忘れられず再びアシスタントとして上京することにした。そんな由樹に浩康は「お前、変わったな」と言った。

■第3話あらすじ
由樹(水川あさみ)のプロットを元に原稿を書くようになったリサ(中谷美紀)の評判が持ち直してきた。そんな中、事情を知らない小田(三浦翔平)が由樹の原稿を本にしたいど再度、神崎(田中哲司)に頼む。最初は耳を貸さなかった神崎だが、由樹の名前を聞いて原稿を受け取った。
そんな中、かつてリサのライバルとされていた女流作家・向井七恵(山本未來)と再会。七恵は華々しくデビューしたものの数年で姿を消したのだが、今回10年ぶりにエッセイ本を出版。出版社も大々的に宣伝するほどだった。その七恵の本がリサのエッセイ本と発売日が同じだったのだが…。

フジテレビ1月27日(火)夜9時より「ゴーストライター」第3話を放送。主演中谷美紀、共演は水川あさみ、三浦翔平、菜々緒、羽場裕一、水橋研二、小柳友、高杉真宇、キムラ緑子、江波杏子、石橋凌、田中哲司ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。さらにフジテレビオンデマンド「プラスセブン」にて、最新話が7日間無料配信されている。

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フジテレビ「ゴーストライター」番組公式サイト
フジテレビオンデマンド「プラスセブン」公式サイト