さよならトイ…鈴木梨央×岸優太主演「お兄ちゃん、ガチャ」最終回見逃した方のためにあらすじと関連動画

2015年03月30日08時00分ドラマ

ミコ(鈴木梨央)のお兄ちゃん探しも終わりを迎えた…トイ(岸優太)は前世の記憶を取り戻し本当の兄として四葉(原涼子)のもとへ…死んだはずの兄との再会を果たした四葉を祝福したいのだが、ミコの心は寂しさでいっぱいだった…奇想天外ファンタジードラマ「お兄ちゃん、ガチャ」(全12話)は日テレオンデマンドにて配信中。

「ガチャ、ガチャ、お兄ちゃん、よりどりみどりで迷っちゃう」なんと恐ろしい歌詞…このフレーズがリフレインして頭から離れなくなった視聴者も多かったのではないだろうか。ゲームセンターのガチャガチャから「お兄ちゃんカプセル」が出てきて、一晩お風呂につけておくと「お兄ちゃん」ができあがり…と、かなりぶっ飛んだ設定のドラマ。大ヒットドラマを手がけてきた野島伸司脚本の「お兄ちゃん、ガチャ」。深夜枠だったため、視聴率的にはあまり話題にならなかったが、主演の岸優太をはじめ、赤丸急上昇のジャニーズJr.が大勢出演しており、まるで将来のジャニーズスターの青田買い状態なドラマだった。

まるで一昔前の少女漫画に登場しそうな好青年なお兄ちゃん・トイ(岸優太)。小学生が憧れるお兄ちゃん像…という設定なのがニクイ。彼氏ならいくらでもつくれるが、お兄ちゃんとなるとそうはいかない。だからこそ年上の兄弟を持たない女の子にとって、ステキなお兄ちゃんは絶対的な憧れの存在。それをガチャで出しちゃおうという発想は野島伸司ならではのすごさではないだろうか。
4月からは山下智久主演「アルジャーノンに花束を」(TBS)の脚本監修をつとめる野島伸司。こちらも不朽の名作のドラマ化とあって大いに期待したい。
ナビコン紹介記事:「アルジャーノンに花束を」

■最終回あらすじ
前世の記憶を完全に取り戻したトイ(岸優太)と事故死した兄の記憶を取り戻した四葉(原涼子)、2人は本当の兄妹となるべく本契約を結ぶことになった。しかしミコ(鈴木梨央)はトイがいなくなってしまうことが悲しくて、禁断の赤いクスリを飲んで記憶を失ってしまった…ミコを救うためにトイはミコに口づけをしてクスリを取りだそうとするのだが…実はみんなをちょっと心配させたかっただけ、クスリを飲んだのはミコのウソだった。
そんな中、ゲームセンターのレイ(宮近海斗)の妹が誰か分かった。なんとミコの母・リコ(野村麻純)だったのだ。しかし大人になったリコはレイのことを思い出せなかった。レイは20年もの間、本契約もされず、消去もされぬままリコの成長を見守ってきた…。そんな大切なレイのことを忘れてしまったリコは涙ながらに謝り、レイに「消去します」と伝えた。
そしてナツコ(木内舞留)のお兄ちゃんズたちは、自分たちはナツコのお兄ちゃんにはなれないと言う。本当のお兄ちゃんになってしまったら、ナツコの父親の会社の跡取りになってしまう。そんなことはナツコの両親が許すはずがない。だから自分たちは、ナツコに相応しい彼氏が出来るまで見守る仮のお兄ちゃんでいつづけたいと言い、ナツコはお兄ちゃんズの愛情に涙した。
ゲームセンターでは消去されるはずだったレイだが、博士(卜部一郎)を1人にしてはかわいそうだからといって、そのまま残ることになった。

いつものバレエ教室が終わると、トイが四葉を迎えに現れた。思わずミコが「トイ!」と呼びかけるが四葉もトイも無反応。本契約をしたため、お兄ちゃんの記憶をすり込む薬を飲んだので「トイ」だった記憶はもうなくなっていた。四葉はミコに兄・アキヒコ(岸優太)を紹介する。
ミコはすっかり気落ちして帰宅すると…放浪していた父・ケーゴ(喜矢武豊)が久しぶりに帰ってきた。そしてミコにお土産を渡す。それは「お兄ちゃん、ガチャ」だった。そしてカプセルから出てきたお兄ちゃんのランクは「SS」。ミコは恐る恐る「私のお兄ちゃんになってくれますか?」と聞くとお兄ちゃんは「うん」と答えた。

日本テレビ「お兄ちゃん、ガチャ」最終回は3月28日に放送終了。出演は鈴木梨央、岸優太、宮近海斗ほかジャニーズJr.。日テレオンデマンドにて全12話配信中。

日本テレビ「お兄ちゃん、ガチャ」番組公式サイト
日テレオンデマンド「お兄ちゃん、ガチャ」公式サイト
「流星ワゴン」TBSオンデマンド/GyaO!ストア
 各話:324円/8日間、お得な見逃しパックも

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