上層部がひた隠しにする真実とは！？ピエール瀧主演「64（ロクヨン）」第2話あらすじと予告動画
時効間近の「64」について当時の関係者から話を聞く三上（ピエール瀧）だが、退職、死去してる者からは何も聞けず、D県警に在職している者ですら固く口を閉ざしていた…あの当時、一体何があったのか？ ピエール瀧、木村佳乃出演 NHK総合25日（土）夜10時「64（ロクヨン）」第2話予告動画は番組公式サイトで公開。
著者の横山秀夫自身、作家に転向するまえ上毛新聞社で12年間記者生活を送っていただけあって、警察と記者クラブとのやりとりが実にリアルに描かれている。もっとも、本ドラマは記者サイドの視点ではなく、警察広報官からの視点で描かれているのだが。
同じく映画化された『クライマーズ・ハイ』は1985年に起きた日航機事故で翻弄された新聞記者を描いたものがだ、横山秀夫の経験が活かされた内容となっている。本ドラマ「64（ロクヨン）」も、単なる未解決事件の掘り起こし…ではなく、警察とマスコミとの辛辣な駆け引きが非常に面白く描かれているドラマである。まったく笑顔を見せないピエール瀧にファンとしては戸惑いを覚えるのだが、俳優・ピエール瀧の重厚な演技に圧倒されてしまう。電気グルーヴファン、萎えずに着いていこうではないか！
■前回のあらすじ
平成14年12月。D県警広報官・三上（ピエール瀧）は、1週間後に急遽行われることになった警察庁長官視察を取り仕切るよう命じられる。通称「64（ロクヨン）」と呼ばれる未解決の少女誘拐殺人事件の事項が迫っており、被害者の父親・雨宮（段田安則）が長官を慰問、警察は全力を挙げて事件解決に取り組むことを世間にアピールするためのものだった。
三上は記者クラブへ協力を願い入れるが、その数日前に起こった交通事故の件で記者クラブと警察がモメており、長官視察の件には協力できないと反発を食らってしまう。いまだ犯人がつかまらない「ロクヨン」とは、一体どのような事件だったのか…。雨宮のもとを訪れた三上、しかし当然のごとく雨宮からは長官訪問を頑なに拒否される。
その一方で、三上はマスコミとの間に大きなトラブルを抱えていた。先日起きた交通事故、加害者が妊婦だったという理由で実名公表を控えたD県警。それに記者クラブがかみついた。特に東洋新聞D支部の秋川は、加害者が警察関係者（またはその身内）だから実名公表しないのでは？ と三上に詰め寄る。揚げ句の果てに記者クラブは連名で県警本部長宛に抗議文を出すと言い出した。それだけはなんとか食い止めたい。頑なに実名公表を拒否する県警に記者クラブは長官視察報道ボイコットを宣言した。
三上の悩みはそれだけではなかった。娘・あゆみ（入山杏奈）が家出をして３ヶ月音沙汰なし。自分の顔が醜い、整形したいと言いだした。医者からは「醜形恐怖症」と診断されたあゆみ。妻・美那子（木村佳乃）は、あゆみがいつ戻ってくるか、いつ電話がかかってくるか…毎日心を痛めていた。
家庭内のトラブル、マスコミと上司と板挟みになり、さらに未解決事件「64」に隠された謎を追うことになる三上。果たして警察上層部は一体なにを隠しているのか？ 娘・あゆみはどこへ行ったのか…。
■第2話「声」あらすじ
D県警広報官・三上（ピエール瀧）は、時効間近となった「64（ロクヨン）」の遺族、雨宮（段田安則）が県警に不信を抱いていることを疑問に思う。そして当時捜査に関わった人物を訪ね話を聞くのだが…。事件当時、自宅班だった元刑事・幸田（萩原聖人）はすでに退職。捜査一課長・松岡（柴田恭兵）は口を閉ざし、話を聞くことができなかった。
そして三上の行く先々で必ず出くわすのがD県警・警務部刑務課・捜査官の二渡（吉田栄作）。三上は「64」の背後に隠された大きな事実に近づいていた…。
NHK総合4月25日（土）夜10時より「64（ロクヨン）」（全5話）第2話を放送。横山秀夫の大ベストセラー作のドラマ化。第2話再放送は5月1日（金）24時10分より。出演はピエール瀧、木村佳乃、新井浩文、永山絢斗、山本美月、萩原聖人、高橋和也、村上淳、平岳大、きたおる、古今亭菊之丞、入山杏奈、吉田栄作、尾美としのり、中原丈雄、段田安則、柴田恭兵ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。
◇NHK総合「64（ロクヨン）」番組公式サイト
◇NHKオンデマンド公式サイト
◇NHKオンデマンド/GYAO!ストアで視聴
各話：216円/1日間、月額：972円/毎月（自動更新）
【春ドラマ一挙紹介】 【各話のあらすじ】
■見逃し配信
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