ファンタジー古典文学が原作の大ヒット映画のシリーズ第3弾『ナルニア国物語／第3章：アスラン王と魔法の島』が、明日4月25日フジテレビ「土曜プレミアム」にて放送される！作品公式サイトで予告動画が公開されている。

原作は1950年～1956にかけて刊行されたイギリスの文学者C・S・ルイスの全7巻からなる児童文学『ナルニア国ものがたり』。発表当時から現在に至るまで読書好きな子ども達の間で絶大な人気を誇ってきた。2005年に『第1章：ライオンと魔女』が映像化され、原作本を愛読していた大人たちからゲームの世界のようなファンタジーに憧れる現代の子ども達までを巻き込むブームとなり、映画をきっかけにさらに原作を読む人たちも増えた。その後、『第2章：カスピアン王子の角笛』が2008年に、そして『第3章：アスラン王と魔法の島（原題：朝びらき丸 東の海へ）』が2010年に映画化された。特に第3章は、原作でも最も人気が高い章と言われており、映画も全世界75カ国で初登場第1位でシリーズ最大のヒットとなった。

原作は、『第1章：ライオンと魔女』『第2章：カスピアン王子の角笛』『第3章：朝びらき丸 東の海へ（映画題：アスラン王と魔法の島）』『第4章：銀のいす』『第5章：馬と少年』『第6章：魔術師のおい』『第7章：さいごの戦い』の全7章で、年代としては、第6章→第1章→第5章→第2章→第3章→第4章→第7章の順となる。
シリーズを通して、喋るライオンで、ナルニア国の王でもあるアスランによってナルニアの世界に導かれた子供たちの冒険を中心に描いていく。主人公となる子供たちはペベンジー家の4兄妹。長男ピーター、長女スーザン、次男エドマンド、次女ルーシー。第1章と2章では、ペベンジー4兄妹が冒険したが、第3章では、エドマンドとルーシー、そしてそのいとこのユースチスがナルニアを訪れ、神秘的な島々が点在する大海原を舞台に、ペベンシー兄妹とカスピアン王が大冒険を繰り広げる。

■ストーリー
兄と姉が不在の間、いとこのユースチス（ウィル・ポールター）の家で過ごすことになった次男エドマンド（スキャンダー・ケインズ）と次女ルーシー（ジョージー・ヘンリー）。ある日、壁にかけられていた絵の中に吸い込まれ、ナルニアの海に運ばれてしまう。3人は王として成長した航海中のカスピアン（ベン・バーンズ）に救われる。彼の航海の目的は消息不明のナルニアの7人の貴族を探すこと。
彼らを探す旅の途中、カスピアンたちは奴隷商人に捕まってしまう。しかし捕らえられた牢で探していた7人の貴族の一人、ベルン卿を発見。ベルン卿は残りの6人が東の海に現れる不気味な霧を調べるため、航海に出た事実を打ち明ける。
次に到着した島で、カスピアンたちは不思議な魔法使いと出会う。彼から不気味な霧の原因は悪の魔法にあること、それを解くためには7人の貴族の持つ剣を「アスランのテーブル」に並べる必要があることを知る。カスピアンたちは、剣とアスランのテーブルがある島を求めて過酷な旅を続ける。果たして、旅の最後に一行を待ち受けている運命とは！

スケール感満点の舞台背景はもちろん、魔法使いやドラゴンなどのユニークなクリーチャーなど映像的な見どころも満載。そしてもっとも注目したいのは、思春期を迎えたペベンシー兄妹たちの心の成長。ルーシーは自らの心に潜んでいた欲望と、エドマンドは臆病な自分と対峙することに。そして、わがままでドラゴンに変えられてしまったいとこのユーチスの成長ぶりも大注目だ。

カスピアンを尾上菊之助が声の担当をしている。

『ナルニア国物語／第3章：アスラン王と魔法の島』は、明日25日（土）夜9時からフジテレビで放送。番組公式サイトには作品詳細が、予告動画は作品公式サイトで視聴できる。
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◇フジテレビ「土曜プレミアム」番組公式サイト
◇『ナルニア国物語／第3章』公式サイト