エスカレートするストーカーからの嫌がらせ！そしてついに犯人が明らかに!?「ようこそ、わが家へ」第3話は、倉田家の自動車を傷つけた犯人を知るため、防犯カメラの映像を見る健太(相葉雅紀)と明日香(沢尻エリカ)！しかし犯人はまるでカメラがあることを知っていたかのように体を隠していたのだった…一方、会社でも嫌がらせを受けたことから太一(寺尾聰)は真瀬(竹中直人)のことを疑い始め!?「ようこそ、わが家へ」第3話は27日(月)夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開中。

倉田家の自動車が何者かによって傷つけられていた。もちろんショックを受けるのだが、取り付けたばかりの防犯カメラに犯人の姿が映るのでは、と期待を寄せる。さっそく健太(相葉雅紀)は、“円タウン出版社”で神取明日香(沢尻エリカ)と防犯カメラの映像を確認する。すると、やはり深夜に自動車に近寄っていく影が。しかし、その人物はまるでカメラの存在を知っていたかのように身体を隠している。
そのまま映像を見続けると、今度は明け方に不審な車が倉田家の前に止まっていたことが判明する。
明らかにカメラを意識しながら車を傷つけていた犯人の姿から明日香は倉田家の誰かが、カメラのことを第三者に話したのではないかと疑う。
太一(寺尾聰)は、会社にFAXで送られた西沢摂子(山口紗耶加)との密会をほのめかす怪文書について社長の持川徹(近藤芳正)に釈明する。持川は特に気にした様子はなく、注意するように、と告げるだけだった。
太一はこの怪文書は家に嫌がらせしている犯人の犯行だと疑うのだが、摂子は真瀬(竹中直人)が今回の怪文書の犯人だと考える。
その夜もまた新たな嫌がらせが。七菜(有村架純)がアナウンサー試験の4次面接に受かったことを健太に報告しているとき、自宅前に一台のバイクが。そのバイクが持ってきたのは大量のデリバリーピザ。珪子(南果歩)が受け取りを拒まなかったためすべてを倉田家が購入することになってしまう。
健太は防犯カメラのことを他人に話したかと聞くが、誰も心当たりがない。すると、倉田家の不安を見透かしたかのようにリビングに無言電話が…。

エスカレートする“名無しさん”からの犯行。一体誰が犯人なのか。
もっとも怪しいのはもちろん、第一話で健太に注意されたニット帽の男。とはいえ、様々な問題が少しずつ表出しだした倉田家で今や周りに居る人が全員怪しい！という具合だ。
と、そんなドラマ「ようこそ、わが家へ」。原作はこれまで何度もご紹介した通り、「半沢直樹」や「花咲舞が黙ってない！」の原作者としても知られる池井戸潤。
今最も人気がある池井戸作品をフジテレビで初のドラマ化ということで、スタッフ陣もこれからのドラマ界を担う名前が揃った。
まず、脚本には黒岩勉。元々、小説として人気のあった「謎解きはディナーのあとで」や「ストロベリーナイト」を見事に実写ドラマとしても成功させた人物。今回も、ドラマオリジナルのキャラクターを上手く盛り込んで池井戸作品を“フジテレビ色”に染めている。
演出を務めるは中江功と谷村政樹。中江功と言えば言わずと知れた名演出家。古くは「愛という名のもとに」や「ひとつ屋根の下」、「Dr.コトー診療所」、「プライド」などなどとにかくヒット作を数多く飛ばしてきた。月9の申し子が今回のドラマでどんなスパイスを利かせるのか。今後の楽しみになりそう。
そして谷村政樹。「ライフ～壮絶なイジメと戦う少女の物語」での臨場感あふれる演出が話題となると、その後「ハチミツとクローバー」や「乙男」、「最後から二番目の恋」などのドラマで爽やかだけどクセになる、谷村ワールドを作り上げてきた。倉田家の追い詰められていながらも何故だか落ち着けるあの空気は谷村組のなせる業なのかもしれない。
最後に、フジ初の池井戸作品を誕生させたプロデューサーが羽鳥健一。主演に相葉雅紀、そのヒロインに沢尻エリカという一見アンバランスな組み合わせ。しかし、ドラマが始まってみると意外にもこの二人がかみ合っている。さすがは羽鳥、15年前も嵐出演のドラマ「Vの嵐」でプロデューサーをしていただけあり、相葉雅紀をわかっている。そんな彼が、相葉の代表作になる。と太鼓判を押す今回の作品。これから先、相葉の魅力が十二分に発揮されることだろう。
と、このように、最強の布陣で送るドラマ「ようこそ、わが家へ」。スタッフ陣がこれだけそろっていれば、これから先ますます盛り上がっていくこと間違いなし。

「ようこそ、わが家へ」第3話は27日(月)夜9時から放送、予告動画は番組サイトで公開中。

◇ようこそ、わが家へ│フジテレビ

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