日清食品は、「カップヌードル」の橋本環奈が出演するTVCM「バカッコイイ 篇」を公開した。
TVCMは、先生が「遅刻だー！」と竹刀を振り上げて怒鳴ると、橋本環奈をはじめとした多数の生徒が学校に向って一目散に走る。
彼女は、校舎の中に入ると、走るスピードを落として靴を前に蹴るようにして脱ぎ、前方にいる男子生徒に向けて飛ばすと、男子生徒2人の連携により下駄箱にシュートし、見事に「シュート・ザ・シューズ」を決め、彼女は上履きに履き替える。
廊下では、大柄な男子生徒がゴミ箱を持って窓際を歩き、彼女が窓の縁に並べられたペットボトルを押すと、まっすぐに並べられたペットボトルがドミノのように順にゴミ箱の中に落ちていき、「ゴミノ」が決まり、彼女は廊下の中央を駆け抜ける。
彼女は、階段を駆け上がり、上階の廊下では、自分を走って追い越していく男子生徒3人に、「お昼」、「一緒に」、「どう？」という紙を振り向きもせずに貼り、それを教室の入口で待っていた女子生徒がはがして「オッケー！」と笑顔で答え、男子生徒も「俺も行くぜー！」と割り込み、「ランメール」が完成する。
教室に入ると、彼女は、回っている地球儀に消しゴムをぶつけ、それが男子生徒のペンケースの中に入り、「アラウンド・ザ・ワールド」を成功させる。
机の前に座ると、彼女の前にはカップヌードルが3つ並び、多数の先生や生徒が祈るような気持ちで見守る。そんな中、彼女が机を叩くと、矢印のように机に並べられたフォーク3本が3つの容器の中に見事に収まり、「トリプルフォーク」が決まって全員で大喜びする。
そこに、「ジュージツしてる？」の文字が躍り、彼女が「具材充実、カップヌードル」とおいしそうに食べる。
教室を出る際、友人が彼女に向かってバッグを投げ、別の友人2人がそのバッグに向かって中身を投げると、彼女がそれらを左腕でキャッチして、「じゃあね」と挨拶して教室を後にし、「アイル・ビー・バッグ」は大成功。
最後に、「オッケー！」の声を聞き、4人が教室で大喜びする。

撮影は、制作チームが最初に決めたルール「技はガチで！　CGは一切使わない！」という中で行われた。
今回の“バカッコイイ”技は、すべてカップヌードルオリジナルで考案した難易度未知数の新技。このムチャぶりに近い依頼は、事前に、橋本環奈をはじめとする出演者に伝えられ、彼らは本番までひたすら特訓を繰り返した。
不安を抱えたままで迎えた撮影当日。「コツは、絶対にあきらめないこと！」という強引な精神論をスローガンに撮影は始まる。
200テイクを越える苦戦を強いられながらも、橋本環奈ら出演者たちは笑顔で挑戦を続け、そんな彼らに引っ張られるように次第にみんなの心がひとつになっていく。
最後は、最高難度と思われた「アイル・ビー・バッグ」をわずか4テイクで成功させるという奇跡を起こして、撮影は無事に終了。関係者全員が青春時代に戻ったような充実した撮影となった。

◇日清食品「カップヌードル」TVCM「バカッコイイ 篇」