華族会館料理長・宇佐美（小林薫）のもとで修業することになった篤蔵（佐藤健）、早くコックになりたいのだが、朝から晩まで厨房の掃除、食器や鍋を洗う毎日に嫌気がさしていた！そんなある日、日課の鍋の洗い直しをサボったことを宇佐美に見抜かれ…3日（日）夜9時「天皇の料理番」第3話予告動画は番組公式サイトで公開。

初回視聴率が15.15（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と高視聴率でスタートした「天皇の料理番」。坊主頭の佐藤健が思いのほかカワイイ。嫁の顔も知らずに結婚、新婚早々家出をして上京。かなり破天荒な人物だが、これが伝説の料理人・秋山徳蔵（1972年没）である。篤蔵のモデルとなった秋山徳蔵は福井の田舎からコックになるために上京、1909年には本格的に西洋料理を学ぶため渡仏。この時代、コックが修業のために海外に行くのは稀なことだったらしい。1914年、大正天皇即位の礼のため、海外からの賓客に本格的な西洋料理を出すために、徳蔵に白羽の矢が立てられ帰国。その後、再び渡仏、渡米し料理の腕を磨いたという。
ドラマの設定では、おそらく篤蔵（佐藤健）はまだティーンエイジャーなのだろう。早くに結婚していることを田辺（伊藤英明）に驚かれていたが、嫁の顔も知らないまま結婚（しかも婿養子）するなんて、今の時代では考えられないことだ。
劇中、妻・俊子（黒木華）はあまり美人じゃないという設定だが、日本髪を結っている黒木華がかわいい！　黒木は決して目鼻立ちがパッチリしている美人ではないが、和風美人である。第3話では、夫・篤蔵を追って俊子も上京するらしい。今後の展開がどうなるのか、ワクワクするドラマである。

■再放送
5月3日（土）午後2時より「天皇の料理番　第1話（2時間SP）」を再放送。

■前回のあらすじ（初回2時間SP）
明治37（1904）年、福井。仏門に修業に行った秋山家次男の篤蔵（佐藤健）、寺から「もう面倒は見れない」と破門を言い渡され帰郷。何をしても長続きしない篤蔵を心配する父・周蔵（杉本哲太）は、鯖江の昆布問屋・松前屋（高浜家）への婿養子の話を取り付けてきた。篤蔵は高浜家長女・俊子（黒木華）の婿として新しい生活を始めた。最初のうちは仕事に生きがいを感じ頑張っていた篤蔵だが、徐々に仕事に飽きてきた。そんなある日、納品先の鯖江陸軍歩兵第三十六連隊の厨房で、運命的な出会いを果たす。そこで働く炊事軍曹・田辺祐吉（伊藤英明）から、生まれて初めて「カツレツ」を食べさせてもらった篤蔵。あまりの美味しさに大興奮。それから昆布問屋の仕事をサボっては、毎日のように田辺のもとへ通い、いろいろな料理を教えてもらった。世の中には、自分の知らない美味いもんがたくさんあることを痛感。田辺は「西洋料理をやりたいなら東京へ行ったほうがいい」と篤蔵に言う。しかし婿養子で入った松前屋をやめるわけにもいかず…そんなある日、とうとう篤蔵が仕事をさぼって田辺のところへ入り浸っているのが店にばれた。舅・高浜金之介（日野陽仁）は大激怒。将来店を継ぐ身なのだから道楽（料理）は休みの日にしろと言われてしまう。篤蔵は「誰がこの店をくれといったか！小遣いみたいな安い給金で！」と逆ギレして店を飛び出す。結婚後、篤蔵の母・ふき（美保純）から篤蔵が堪えしょうがない、飽きっぽいことを聞かされ危惧していたのだが…。俊子の不安は的中。篤蔵はコックになるため一人東京へ行ってしまった。
東京の大学に進学している兄・周太郎（鈴木亮平）の下宿に身を寄せる篤蔵。
かつて田辺が勤めていた「泰西軒」に連日通い、門をたたくのだが追い返される篤蔵。いままで飽きっぽい弟が、今度は本当に本気になったと気づいた兄は、指導教官の桐塚（武田鉄矢）に相談し、篤蔵の修業先を紹介してもらった。
そして華族会館の料理長・宇佐美鎌市（小林薫）のもとで修業することになった。

■第2話あらすじ
篤蔵（佐藤健）は兄・周太郎（鈴木亮平）の指導教授・桐塚（武田鉄矢）の紹介で、華族会館で修業させてもらえることになった。料理に対して一切の妥協を許さないコック長・宇佐美（小林薫）のもと、大勢のスタッフの下働きとして働き出す篤蔵。朝から晩まで厨房の掃除、食器や鍋を洗うだけの毎日。篤蔵は早くコックになりたいと焦るのだが、そんなある日、日課である鍋の洗い直しを怠ったのを宇佐美に見抜かれてしまった…。

TBSテレビ60周年特別企画‐究極の夢と愛の物語‐日曜劇場「天皇の料理番」5月3日（日）夜9時より第2話（10分拡大）を放送。出演は佐藤健、黒木華、桐谷健太、柄本佑、高岡早紀、鈴木亮平、杉本哲太、武田鉄矢、伊藤英明、小林薫ほか。番組公式サイトでは第2話予告動画を視聴できる。「天皇の料理番」最新話はTBSオンデマンド無料見逃しキャンペーン対象番組。

◇TBS4月26日スタート 日曜劇場「天皇の料理番」番組公式
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