思わず心（藤木直人）を殴ってしまった春太（阿部サダヲ）、それでも自分を責める心、そんな心のことが好きなみやこ（水原希子）、現状の問題点を冷静に分析しようとする静（山口智子）…この奇妙な4人の同居はいつまで続くのか？「心がポキっとね」6日（水）夜10時より第5話、予告動画は番組公式サイトで公開。

一見するといい年をした中年の人生再生と恋愛四角関係…と思われがちな「心がポキっとね」だが、一度バーンアウトして全てを失った春太（阿部サダヲ）が抱える心の闇が深い。前回（第4話）で春太は純粋すぎる心（藤木直人）に苛立ち、思わず殴ってしまった。再びあの悪夢（前妻の静〈山口智子〉）にDVを犯した記憶が蘇る。そんな春太のいたたまれない思い、心の痛みがヒシヒシと伝わってくる。軽いノリでやっているように見えるが、本当は“心”の問題を扱った奥が深いドラマである。同時間（水曜10時）で精神科医が主役の「Dr.倫太郎」を放送しているのは単なる偶然だろうか？
ストレスが多い現代社会、何の悩みもない人などいない。「心がポキっとね」に登場する壊れた人たちは、その問題を誇張して描かれているが、春太、心、静、みやこ（水原希子）、それぞれが抱える心の問題に、視聴者は共感できるのではないだろうか。

■前回のあらすじ
みやこ（水原希子）は、川に落ちたのは自分を止めに入った春太（阿部サダヲ）のせいと言うが、何もできなかった自分が一番悪いと心（藤木直人）はみんなに謝った。すぐ感情を剥き出しにしてしまうみやこは、春太に自分があぶない時、1人にしないでほしいと頼む。そんなみやこに思わず心がドキっとしてしまう春太。
そんな中、静（山口智子）に再び撮影依頼が入った。今度のコンセプトは「ガレージでカントリーライフ」。まさに心の家の倉庫がピッタリだと静はもう一度撮影に使わせてほしいと頼む。そして成り行きでみやこが静のアシスタントになった。オシャレな雰囲気にセットを仕上げたが、カメラマンは激怒。田舎の農家をイメージしていたらしいが、編集者からはそのような話は伝わっていなかった。急遽セットを変更、静が農家のオバちゃん姿になってモデルをつとめ、その日の撮影はなんとか無事終了。帰りがけに編集者が静に、人気空間コーディネーターで静がライバル視（しかも同級生）している波野栞（渡辺美奈代）のことをベタボメ。引きつった笑顔で話を合わせる静だったが、みやこのほうが先に切れ「波野栞なんて終わってる！鴨田静が勝つのは時間の問題！」と啖呵を切ってしまった。必死に止める静だったが、そんなみやこのことを嬉しく思い、思わず抱きしめてしまった。そのやり取りをずーっと盗み見していた牧野江里子（山下リオ）が「この女（みやこ）はストーカーなんだ！好きになった男につきまとって警察沙汰になったり。今はこの人（心）に夢中なんだから！」と暴露。心は江里子に言われるまで、みやこの気持ちに全く気づいていなかった。「おれ、みやこちゃんのためにどうすればいいの？」と春太に聞く心。まっすぐな心を持った心を見ていると、自分が汚れているように思える、それが腹立たしいと春太は思わず心のことを殴ってしまった。

■第5話あらすじ
心（藤木直人）のことを殴ってしまった春太（阿部サダヲ）、また自分が壊れてしまったと混乱し倉庫から飛び出した。一方、殴られた心は放心状態。
春太が公園をぼんやり歩いていると、ベンチに座っているみやこ（水原希子）を見つける。春太はみやこに、心を殴ってしまったことを話した。当然責められると思ったのだが、意外にも春太のことを気遣うみやこ。そんなみやこの優しさが嬉しい春太だった。改めてみやこのストーカー問題、春太による心の殴打問題を冷静に分析しようとする静（山口智子）に春太が…。

フジテレビ5月6日（水）夜10時「心がポキっとね」第5話を放送。出演は阿部サダヲ、水原希子、藤木直人、山口智子、徳永えり、山下リオ、永瀬匡、池津祥子、山西惇ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。フジテレビオンデマンド+７にて、最新話1週間無料見逃し配信中。

◇フジテレビ「心がポキっとね」番組公式サイト
◇フジテレビオンデマンド+７公式サイト

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